明石海峡大橋と大鳴戸橋を渡って四国へ

2007年7月28日 撮影
明石海峡大橋
鳴門の渦潮を見るため、満ち潮の時刻に合わせ、三ノ宮駅から鳴門公園へ向かった。

途中、明石海峡大橋大鳴門橋という2つの巨大な吊り橋を通る。
明石海峡大橋は、全長3,911m、中央支間1,991mで世界最長の吊り橋だ。その主塔の高さは海面上298.3mで、国内では東京タワー(333.0m)に次ぐ高さである。バスの車窓から見ていると、主塔が覆い被さるように迫ってくる。1986年(昭和61年)4月26日に着工し、総工費5,000億円をかけ、1998年(平成10年)4月5日に供用開始した。
大鳴門橋
他方の大鳴門橋は、全長1,629m、中央支間876m、主塔の高さは144.3mだ。1976年(昭和51年)7月2日に着工し、総工費1,000億円をかけ、1985年(昭和60年)6月8日に供用開始した。橋は上下2層式となっており、世界初の道路・鉄道併用の本格的な吊り橋となっている。下層は新幹線を通すことが出来る構造なのだが、後に完成する明石海峡大橋が道路単独橋になってしまったため、神戸からの鉄道が大鳴門橋に通じる可能性はなくなってしまった。
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2009年(平成21年)3月20日、高速道路料金値下げに先行して、明石海峡大橋・大鳴戸橋を渡る神戸淡路鳴門自動車道は、土日・祝日に限り、ETCで支払う通行料が1,000円になった。2011年(平成23年)3月末までの期間限定。それまではETC車で4,110~5,150円(深夜割引で最低2,175円)、現金車で4,350~5,450円だった。
この効果で、20日午後4時までの通行量は約3万2千台となり、前週土日の2.2倍に跳ね上がり、淡路サービスエリアは満車となった。

交通アクセス

三ノ宮バスターミナル→鳴門公園:距離 122.9km

JR三ノ宮駅からは、駅前にある神姫バスのバスターミナルから発車する高速バス「ハーバーライナー」を利用すれば、神戸淡路鳴門自動車道を通って、約1時間20分で到着する。
高速バス
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近隣の情報

(この項おわり)
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