函館市電と日本最古の操車塔

2013年8月13日 撮影
函館市電
函館市電の歴史は古く、1897年(明治30年)12月の開業した馬車鉄道「亀函馬車鉄道 (きかんばしゃてつどう) 」に遡る。
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操車塔 - 函館市電
1911年(明治44年)10月、函館水電(後の北海道電力)に買収され、1913年(大正2年)6月、東雲町(後の労働会館前)から湯川の間が電化され、北海道初の路面電車が運行を始める。1943年(昭和18年)11月、函館市に譲渡される。
この建造物は操車塔といい、1939年(昭和14年)に交差点での信号表示とポイント切替を手動操作するために建てられた。高さ5.4メートル、制御室の直径は1.9メートルある。現存する路面電車の操車塔では国内最古とされている。
1969年(昭和44年)には函館市内に6基あったが、施設の自動化などにより順次廃止され、この1基が形態保存されることになった。
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函館市電
函館市電には、最盛期には6路線合計17.9kmの路線を有していたが、乗客の減少から経営状態が厳しくなり路線の一部を廃止。1993年(平成5年)以降は4路線合計10.9kmとなっている。

2011年(平成23年)4月、函館市水道局と統合し函館市企業局交通部となった。
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松風かれん - 鉄道むすめ
最北で働く鉄道むすめ松風かれん (まつかぜかれん) である。函館市交通局の運転士という設定。名前の由来は「松風町」と「赤レンガ倉庫群前」の両電停名から。
函館の自然を愛しており、環境にやさしい路面電車も等しく愛しているとのこと。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 函館市電:函館駅前から5分で十字街、ここで下車して徒歩すぐ
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目的地:操車塔
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(この項おわり)
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