神戸ルミナリエ 2014

2014年12月14日 撮影
神戸ルミナリエ
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災のあった1995年(平成7年)以降、鎮魂の意味をこめ毎年12月に開催されている。
神戸ルミナリエの大きな写真大きな写真
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20回目となる2014年(平成26年)作品のテーマは、第1回と同じ「神戸 夢と光 」(Kobe, citta dei Sogni e della Luce)。節電のためLED化していた一部作品を再び白熱電球に戻し、暖かみを取り戻した。
12月4日(木)~15日(月)まで12日間にわたって開催された。
元町駅から三井銀行前に向かうと、入口のフロントーネ(新生)が見えてくる。高さ21メートル、幅33メートルある。
神戸ルミナリエ
ルミナリエ(luminarie)とは、イタリア語のイルミネーション luminaria の複数形だ。イタリア人のヴァレリオ・フェスティと神戸市在住の今岡寛和の共同作品である。

フロントーネから続くガレリア(夢の回廊)は、高さ12メートル、幅9メートルのイルミネーションが23基並んでいる。
スパッリエーラ - 神戸ルミナリエ
東遊園地(兵庫県神戸市中央区加納町6丁目)には、全長125メートル、最大高18メートルにおよぶスパッリエーラ(アラベスク)がある。
スパッリエーラ - 神戸ルミナリエの大きな写真大きな写真
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カッサ・アルモニカ - 神戸ルミナリエ
スパッリエーラの中央にあるカッサ・アルモニカ(光のカッサ・アルモニカ)は、直径7メートル、高さ11メートル。
カッサ・アルモニカ - 神戸ルミナリエの大きな写真大きな写真
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神戸市役所から見下ろした神戸ルミナリエ
神戸市役所の展望ロビーから見下ろした神戸ルミナリエの様子。

神戸市役所から見下ろした神戸ルミナリエの大きな写真大きな写真
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東日本大震災以降の節電に配慮し、ソロピースなど一部作品をLEDに切り替えて開催してきた。しかし、20回目の今回は再びすべての作品を従来通り、白熱電球で制作した。
今年のテーマは第1回と同じ「神戸 夢と光」。当時に思いを巡らせてもらおうと、組織委員会は白熱電球に戻すことを企画し、関西電力に会期中の電力需要を確認した。12月は電力供給量に10%ほどの余裕があったため、全作品を白熱電球に切り替えた。
白熱電球は毎年、ルミナリエの本場・イタリアから1カ月半ほどかけてコンテナ船で運搬。現地の職人も来日し、約20万個の電球でソロピースなどを組み上げたという。

休止と再開

新型コロナウイルス感染の感染拡大を受け、2020年(令和2年)7月に開催の中止を発表した。
代替イベントとして、会場を縮小し、2020年(令和2年)12月4日から13日まで「光の装飾 ~想いをつなぐために~」が、2021年(令和3年)12月3日~12日に「神戸ルミナリエ presents『ロソーネ まちなかミュージアム』」が、2022年(令和4年)12月9日~18日に「神戸ルミナリエ presents『カッサアルモニカ/音楽の宝箱』」が行われた。

2023年(令和5年)5月6日に新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことを受け、神戸ルミナリエを再開し、2024年(令和6年)1月19日から28日まで開催された。

交通アクセス

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出発地の最寄駅:

目的地:東遊園地

近隣の情報

参考サイト

ルミナリエ 関連
(この項おわり)
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