神戸ムスリムモスクはわが国初のモスク

2014年8月15日・2017年10月13日 撮影
神戸ムスリムモスク
2014年8月15日 撮影
神戸ムスリムモスク(兵庫県神戸市中央区中山手通2-25-14)は、1935年(昭和10年)、神戸在住のトルコ人、タタール人、インド人貿易商らの出資により建てられた、わが国初のモスクだ。

イスラム教徒でなくても内部の見学は可能だが、イスラム教の戒律により半ズボンやミニスカートなど肌の露出が多い者は入館できない。
神戸ムスリムモスクの大きな写真大きな写真
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神戸ムスリムモスク
2014年8月15日 撮影
竹中工務店が建設したモスクは、地上3階、地下1階の頑丈な鉄筋コンクリート造りの建物で、神戸大空襲や阪神・淡路大震災を乗り越え、建設当時の姿を保っている。
神戸ムスリムモスクの大きな写真大きな写真
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神戸ムスリムモスク
2017年10月13日 撮影
イスラム教は、ムハンマドがヒジュラを行った622年を紀元としている。
わが国にイスラム教が入るのは開国後である。
神戸ムスリムモスクの大きな写真大きな写真
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神戸ムスリムモスク
2014年8月15日 撮影
イスラム教のシンボルは星と三日月だが、元々はオスマン帝国のシンボルと言われている。
1683年(天和3年)、オスマン帝国のウィーン包囲を破った神聖ローマ帝国が、戦勝を祝ってオスマン帝国のシンボルの三日月をかたどったパンを焼いたのがクロワッサンという伝説がある。
神戸ムスリムモスクの大きな写真大きな写真
(1155×1920 ピクセル, 676 Kbyte)

参考書籍

表紙 日本のムスリム社会
著者 桜井啓子
出版社 筑摩書房
サイズ 新書
発売日 2003年07月07日頃
価格 792円(税込)
ISBN 9784480061201
バブルの頃、日本に出稼ぎにきたパキスタン人、バングラデシュ人、イラン人などの姿が注目を集めたが、それから十数年たった現在、日本のあちこちに小さなモスクが誕生してきている。定住をはじめた外国人ムスリム(イスラーム教徒)たちが、なけなしの給料から費用を捻出して建てた、念願の「祈りの場」だ。日本という異教の地で、イスラームの規範にのっとった生活をしようと、彼らは模索を続けている。いつのまにか、私たちの新しい隣人となったムスリムたち。フィールドワークを駆使しながら、その全体像を初めて明らかにする。
 
表紙 イスラームを知ろう
著者 清水芳見
出版社 岩波書店
サイズ 新書
発売日 2003年04月
価格 858円(税込)
ISBN 9784005004300
「イスラーム=過激な宗教」という印象を与える時事ニュースが多いが、本当にそうなのだろうか。教えの基本、礼拝をはじめとする日常の義務規定、結婚、死や来世の考え方、民間信仰など、世界に一〇億を超える信者をもつイスラームの、実は柔軟性にとんだ素顔を紹介する。真の国際理解・異文化理解のための必読書。
 
表紙 イスラームから見た「世界史」
著者 タミム・アンサーリー/小沢千重子
出版社 紀伊國屋書店
サイズ 単行本
発売日 2011年09月
価格 3,740円(税込)
ISBN 9784314010863
9・11-その時はじめて世界は“ミドルワールド”に目を向けた。西洋版の世界史の後景に追いやられてきたムスリムたちは自らの歴史をどう捉え、いかに語り伝えてきたのか。歴史への複眼的な視座を獲得するための、もうひとつの「世界史」。
 

交通アクセス

【鉄道】
  • 三宮駅から徒歩20分
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出発地の最寄駅:

目的地:神戸ムスリムモスク

近隣の情報

(この項おわり)
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