日御碕神社は日本の夜を守る

2017年8月15日 撮影
桜門 - 日御碕神社
桜門
日御碕 (ひのみさき) 神社(島根県出雲市大社町日御碕455)は、島根半島の西端に位置し、日本の昼を守る伊勢神宮に対し、夜を守れとの勅命を受けた神社である。
写真の桜門には、松竹梅の彫刻が施されている。
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日御碕神社
県道29 号から日御碕神社を望む。緑の松林を背景に朱の社殿が鮮やかに映え、荘厳な雰囲気を醸している。1953 年(昭和 28 年)、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国の重要文化財に指定された。
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日御碕神社
出雲大社祖神 (おやがみ) さまとして崇敬を集める。
観光客や参拝者はほとんどおらず、閑散としていた。もっと多くの方に見てもらいたい場所である。バスの本数が 1 日 4 往復と少ない。駐車場があるので、タクシーやレンタカーの利用をお勧めする。
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日沈宮 - 日御碕神社
日沈宮
下の宮「日沈宮 (ひしずみのみや) 」と上の宮「神の宮」という上下 2社からなり、両本社を総称して日御碕神社と呼ぶ。日沈の宮には天照大御神 (アマテラスオオミカミ) が、神の宮には素戔嗚尊 (スサノヲノミコト) と、日本神話のヒロイン・ヒーローが祀られている。
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日沈宮 - 日御碕神社
日沈宮
日沈宮の屋根には、「素盞嗚尊」「天照大御神」「月夜見尊」の三神のシンボルが刻まれている。
御利益は、厄除け、縁結び、夫婦円満、家運繁栄、交通安全、海上安全、殖産興業、安産など、ほぼオールマイティである。
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日沈宮 - 日御碕神社
日沈宮
日御碕神社の神在祭は、出雲大社と同じく旧暦 10 月 11 日~17 日で、14 日に「龍神祭」が行われる。
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神の宮 - 日御碕神社
神の宮
石段の上に鎮座しているのが神の宮である。
神の宮は紀元前 536 年(安寧天皇13 年)、日沈宮は 948 年(天暦 2 年)の創建と伝えられている。創建以来の造営すべてが、勅命か将軍命によるものであるから、その御神威の一端がうかがわれる。
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日御碕神社
出雲の国造りをした素盞嗚尊が「吾が神魂はこの柏葉の止まる所に住まん」と柏の葉を投げて占ったところ、柏葉はこの神社がある「隠ヶ丘」に止まったという。日御碕神社の神紋、三ツ柏もこれに由来し、神域の 付近からは柏の葉を印した「神紋石 (ごもんせき) 」と称される化石も出土している。
末社 - 日御碕神社
末社
摂社1社、末社18社を数える。日御碕神社より格下とはいえ、これほどの数の神様が集う神社も珍しい。
現在の社殿は、徳川 3 代将軍・家光の命で、日光東照宮建立の翌年、1637 年(寛永 14 年)より幕府直轄工事として着工され、7 年の歳月をかけて竣工した。桃山時代の面影を残す精巧な権現造りで、両本殿内部の天井の絵は狩野、土佐両派の画匠による豪壮な趣きのある。
経島 - 日御碕神社
経島
神の宮は、100 メートルほど沖合に浮かぶ経島 (ふみしま) に建てられたが、948 年(天暦 2 年)に日沈宮が建てられた際、その隣に遷座した。
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経島は神域であり、またウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されており、一般人が立ち入ることはできないが、毎年 8 月 7 日夕方、神幸神事(夕日の祭り)が執り行われる。神官が小舟で経島に上陸し、経島神社において神事が厳かに斎行される。
かつて経島の上にあった松が突然輝きだし、光とともに天照大御神が降臨したと伝えられている。

交通アクセス

【バス】
  • 出雲市駅から一畑バスで 57 分(1 日 4 往復しかない)
【自動車】
  • 山陰道「宍道I.C.」から 35km
日御碕 関連

ドライブコース

出雲大社前駅]から、天照大御神と素戔嗚尊を祀り、日本の夜を守る日御碕神社(国の重要文化財)、世界の歴史的灯台百選で 100 歳を越えても現役で海の安全を守る出雲日御碕灯台、黄泉の穴・猪目洞窟をめぐるドライブコース。2 時間半、約 1 万 5 千円。

参考サイト

この付近でネットができる宿

(この項おわり)
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