
桜門

県道29号から日御碕神社を望む。緑の松林を背景に朱の社殿が鮮やかに映え、荘厳な雰囲気を醸している。1953年(昭和28年)、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国の重要文化財に指定された。


日沈宮

日沈宮
日沈宮の屋根には、「素盞嗚尊」「天照大御神」「月夜見尊」の三神のシンボルが刻まれている。
御利益は、厄除け、縁結び、夫婦円満、家運繁栄、交通安全、海上安全、殖産興業、安産など、ほぼオールマイティである。
御利益は、厄除け、縁結び、夫婦円満、家運繁栄、交通安全、海上安全、殖産興業、安産など、ほぼオールマイティである。

日沈宮
日御碕神社の神在祭は、出雲大社と同じく旧暦10月11日~17日で、14日に「龍神祭」が行われる。

神の宮
石段の上に鎮座しているのが神の宮である。
神の宮は紀元前536年(安寧天皇13年)、日沈宮は948年(天暦2年)の創建と伝えられている。創建以来の造営すべてが、勅命か将軍命によるものであるから、その御神威の一端がうかがわれる。
神の宮は紀元前536年(安寧天皇13年)、日沈宮は948年(天暦2年)の創建と伝えられている。創建以来の造営すべてが、勅命か将軍命によるものであるから、その御神威の一端がうかがわれる。

出雲の国造りをした素盞嗚尊が「吾が神魂はこの柏葉の止まる所に住まん」と柏の葉を投げて占ったところ、柏葉はこの神社がある「隠ヶ丘」に止まったという。日御碕神社の神紋、三ツ柏もこれに由来し、神域の 付近からは柏の葉を印した「神紋石」と称される化石も出土している。

末社

経島
神の宮は、100メートルほど沖合に浮かぶ経島に建てられたが、948年(天暦2年)に日沈宮が建てられた際、その隣に遷座した。
経島は神域であり、またウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されており、一般人が立ち入ることはできないが、毎年8月7日夕方、神幸神事(夕日の祭り)が執り行われる。神官が小舟で経島に上陸し、経島神社において神事が厳かに斎行される。
かつて経島の上にあった松が突然輝きだし、光とともに天照大御神が降臨したと伝えられている。
かつて経島の上にあった松が突然輝きだし、光とともに天照大御神が降臨したと伝えられている。
ドライブコース
近隣の情報
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参考サイト
- 日御碕神社:出雲観光ガイド
- 伊勢神宮:ぱふぅ家のホームページ
- 出雲大社:ぱふぅ家のホームページ
- 出雲日御碕灯台:ぱふぅ家のホームページ
- 猪目洞窟:ぱふぅ家のホームページ
- 日御碕神社:あれこれある記
- 日御碕神社(H21.4.20):鎮守の里〜神在月の神社訪問
- 日御碕神社:わかばの日記 2nd
- 稲佐の浜から日御碕神社へ:風を待ちながら・・・
(この項おわり)
写真の桜門には、松竹梅の彫刻が施されている。