宇奈月駅から新山彦橋、山彦遊歩道、宇奈月ダムへ

2017年9月20日・2018年8月13日・2021年5月3日 撮影

新山彦橋

新山彦橋
2017年9月20日 撮影
黒部峡谷鉄道本線・宇奈月駅を出たトロッコ列車は、間もなく、真紅の鉄橋「新山彦橋」(富山県黒部市宇奈月町奥黒部)を通り過ぎる。
新山彦橋の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2978 Kbyte)
新山彦橋
2021年5月3日 撮影
ここを通過する列車の音が山彦となって温泉街に響くことから、この名がついたという。
新山彦橋の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2714 Kbyte)
新山彦橋
2021年5月3日 撮影
初代「山彦橋」は1923年(大正12年)に架けられた。
新山彦橋の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 3229 Kbyte)
新山彦橋
2017年9月20日 撮影
その後、黒部川の砂防建設に伴いトロッコ列車のルートが変更され、1986年(昭和61年)に現在の新山彦橋に掛け替えられた。全長160メートル、中央支間100メートルのアーチ橋である。
宇奈月駅の近くにある「やまびこ展望台」は、新旧山彦橋を望める絶好の撮影スポットとなっている。
新山彦橋の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 2948 Kbyte)
新山彦橋
2017年9月21日 撮影
渓流からの高さは40メートルもあり、高いところが苦手な人は、トロッコ列車から下を覗かない方が身のためだろう。

宇奈月駅

宇奈月駅
2021年5月3日 撮影
黒部峡谷鉄道・トロッコ列車の旅は宇奈月 (うなづき) (富山県黒部市黒部峡谷口)から始まる。
宇奈月駅の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1763 Kbyte)
改札 - 宇奈月駅
2017年9月20日 撮影
駅舎は2階建てで、1階には明るく広いコンコースと改札口に加え、レストランや売店がある。
改札 - 宇奈月駅の大きな写真大きな写真
(1920×1256 ピクセル, 969 Kbyte)
宇奈月駅
2021年5月3日 撮影
黒部川流域の発電所建設のために、日本電力が1927年(昭和2年)に敷設したのが黒部峡谷鉄道である。
1953年(昭和28年)11月、関西電力により旅客駅としての宇奈月駅が開業する。1971年(昭和46年)7月、関西電力からの分社化により、黒部峡谷鉄道の駅となる。
宇奈月駅の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2663 Kbyte)
足湯 - 宇奈月温泉駅
2017年9月20日 撮影
すぐ近くにある富山地方鉄道本線・宇奈月温泉駅(富山県黒部市宇奈月温泉260)では、2016年(平成28年)4月、足湯がオープンした。トロッコ列車に乗り前に、一休みしてはいかが。
足湯 - 宇奈月温泉駅の大きな写真大きな写真
(1301×1920 ピクセル, 1056 Kbyte)

山彦遊歩道

吊り橋 - 山彦遊歩道
2017年9月20日 撮影
宇奈月駅から、旧山彦橋を通って、宇奈月ダムまでの約1kmは「山彦遊歩道」として整備されている。新山彦橋ができるまでトロッコ電車が走っていた軌道だったところだ。

やまびこトンネルを旧山彦橋側に出ると、弥太蔵 (やたぞう) 吊橋が架かっている。
黒部峡谷にはサルが数多く棲息しており、生態系を崩さないよう、宇奈月湖にはサル専用吊り橋が架けられている。こちらでは、人間用の吊り橋を利用しているようだが。
吊り橋 - 山彦遊歩道の大きな写真大きな写真
(1280×1920 ピクセル, 1816 Kbyte)
やまびこトンネル - 山彦遊歩道
2017年9月20日 撮影
やまびこトンネルの入口。
やまびこトンネル - 山彦遊歩道の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1298 Kbyte)
山彦遊歩道
2017年9月20日 撮影
やまびこトンネルを進んでゆく。
山彦遊歩道の大きな写真大きな写真
(1280×1920 ピクセル, 1085 Kbyte)
やまびこトンネル - 山彦遊歩道
2017年9月20日 撮影
岩が凸凹した素掘り部分も多い。
やまびこトンネル - 山彦遊歩道の大きな写真大きな写真
(1280×1920 ピクセル, 1034 Kbyte)

宇奈月ダム

宇奈月ダム
2017年9月21日 撮影
宇奈月ダム (うなづきだむ) (富山県黒部市宇奈月町内山字大尾地先)は、黒部川唯一の多目的ダムである。発電のほか、洪水調節、不特定利水上水道といった役割を担っている。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1001 Kbyte)
宇奈月ダム
2021年5月3日 撮影
ダム湖のうなづき湖はエメラルドグリーンに染まって見える。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1106 Kbyte)
宇奈月ダム
2021年5月3日 撮影
ダムには展示施設「大夢来館 (ダムこんかん) 」があり、また、ダム内部にある監査廊と呼ばれるトンネルの一部を見学することができる。見学には事前申請が必要。
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(1920×1280 ピクセル, 1311 Kbyte)
宇奈月ダム
2021年5月3日 撮影
立山連峰を望む。
ダム湖のほとりには「とちの湯」という温泉施設があり、一般開放されている。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 975 Kbyte)
宇奈月ダム
2017年9月20日 撮影
1969年(昭和44年)8月の水害を契機に建設計画が立ち上がり、2001年(平成13年)に完成した。堤高97メートル、堤頂長190メートル、2470万m3の水を蓄える。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2031 Kbyte)
宇奈月ダム
2017年9月20日 撮影
黒部川は大量の土砂を流しており、放っておくとダム湖は土砂に埋まってしまう。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1267 Kbyte)
宇奈月ダム
2021年5月3日 撮影
そこで、上流の出し平 (だしだいら) ダムと連携して排砂を実施しているが、流域と海水の水質に影響を及ぼしているとして反対運動が起きており、両ダムともダム湖に土砂が堆積しつつある。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1190 Kbyte)
宇奈月ダム
2021年5月3日 撮影
排砂路 (はいしゃろ) を突破した石が置かれていた。触ると、難関突破の御利益があるという。
宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1723 Kbyte)
新柳河原発電所 - 宇奈月ダム
2018年8月13日 撮影
新柳河原発電所 (しんやながわらはつでんしょ) は、宇奈月ダムの建設で水没する柳河原発電所の替わりに、1993年(平成5年)に建設された発電所で、湖に浮かぶ西洋城塞をイメージしている。
新柳河原発電所 - 宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1392 ピクセル, 1512 Kbyte)
新柳河原発電所 - 宇奈月ダム
2017年9月21日 撮影
出し平ダムから取水して発電しており、最大出力は4万1千kWである。

黒部峡谷鉄道(トロッコ列車)の車窓からのみ見学が可能。
新柳河原発電所 - 宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1408×1920 ピクセル, 1292 Kbyte)
山彦トンネル - 宇奈月ダム
2021年5月3日 撮影
山彦トンネル - 宇奈月ダムの大きな写真大きな写真
(1920×1298 ピクセル, 1381 Kbyte)

交通アクセス

行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:宇奈月駅
 関連

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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