外川駅は銚子電鉄の終点

2018年5月4日 撮影
外川駅
外川駅 (とかわえき) (千葉県銚子市外川町二丁目10636)は、銚子電鉄の終点である。駅員は配置されているものの、早朝や夜間は無人となる。1 日の平均乗車人員は 115 人(2015 年度)。
外川駅の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1515 Kbyte)
開業は 1923 年(大正 12 年)7 月 5 日で、当時の小さな木造駅舎を修理しながら使い続けている。
当駅と、土佐電鉄後免線の終点・後免町駅 (ごめんまちえき) は、ありがとう駅の愛称をもつ。
構内には、1950 年(昭和 25 年)に製造されたデハ 800 形電車が留置されている。
1985 年(昭和 60 年)4 月から半年間放映された NHK の朝の連続テレビ小説『澪つくし (みおつくし) 』のロケ地となった。

10 分ほど坂道を下ると、外川漁港に至る。釣り船の基地にもなっており、また、サンセットクルーズなどのレジャー船も出入りしている。

銚子電鉄と経営状況

銚子電気鉄道線は、千葉県の銚子駅と十川駅を結ぶ、総延長6.4km、10駅の鉄道路線である。全線が銚子市内にあるという短い路線だが、全線が単線・電化されている。
1913 年(大正 2 年)12 月 28 日、地元の有志などによって設立された銚子遊覧鉄道として、銚子駅~犬吠駅間が開業した。だが、経営は赤字続きで、第一次大戦が勃発して鉄価格が高騰したことから、1917 年(大正 6 年)11 月、レールを鉄材として売却し、路線は廃止された。
1923 年(大正 12 年)7 月、銚子鉄道が設立され、廃線跡を転用し、現在の銚子駅~外川駅間を開業させた。外川まで延伸させたのは、漁港の需要を見込んでのことである。
1925 年(大正 14 年)、全線が電化。1945 年(昭和 20 年)7 月に空襲を受け運転休止するが、12 月に国鉄から蒸気機関車を借り入れて運転再開し、今日に至っている。

経営状況は常に苦しい。
1990 年(平成 2 年)、千葉交通から内野屋工務店に経営権が移るも、バブル期のゴルフ場開発が失敗し、自己破産。社長による横領も発生し、2006 年(平成 18 年)には深刻な経営難に陥る。
同年 11 月 15 日、ウェブサイト上で「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」という文章を掲載して、ぬれ煎餅の購入などによる支援を呼び掛けた。2 ちゃんねるや個人ブログが、これを拡散し、ぬれ煎餅の注文が殺到し、何とか車両検査の実施にこぎ着けた。
しかし、2011 年(平成 23 年)3 月 11 日の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の風評被害で観光客は激減。2013 年(平成 25 年)2 月、自主再建を断念。2013 年(平成 25 年)から 10 年間、国・千葉県・銚子市・銚子電鉄が運行コストを按分するスキームに合意し、当面の配線危機は免れている。
2013 年(平成 25 年)12 月、ひたちなか海浜鉄道と姉妹鉄道提携を締結した。

交通アクセス

行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:外川駅
銚子電鉄 関連

参考サイト

近隣の情報

この付近でネットができる宿

(この項おわり)
header