下田港は幕末に開港

2019年9月6日 撮影
下田港 - 伊豆下田
下田港
下田港(静岡県下田市外ヶ岡19)は、江戸時代から船舶の寄港地として繁栄し、1854年(嘉永7年)3月に締結された日米和親条約により、函館港とともに開港され、外国船の補給基地港となった。
手前に見えるのは犬走島 (いぬばしりじま) 。地形、海象条件が厳しく、海難事故の多発海域である。
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ペリー艦隊来航記念碑 - 伊豆下田
ペリー艦隊来航記念碑
ペリー艦隊来航記念碑は、1854年(嘉永7年)のペリー来航を記念して建てられた。

1853年(嘉永6年)、アメリカ東インド艦隊司令官ペリーが4隻の軍艦(黒船)を率い、浦賀に入港。大統領の親書を幕府に手渡した。翌1854年(嘉永7年)1月、軍艦9隻を率いたペリーは江戸湾へ入港し、3月、日米和親条約を締結した。
締結を終えたペリー艦隊のうち7隻が、下田港に来港した。3月24日、群集が見物する中、現在はペリーロードと呼ばれる道を通り、了仙寺に入ったペリー一行は饗応を受けた。ペリー艦隊の下田滞在は約70日で、そのうち1ヶ月は翌年3月開港となる函館港の調査に充てられた。
1859年(安政5年)、日米修好通商条約が締結され、神奈川港などが開かれたことにともない、下田港は1860年(安政6年)1月に開港が解かれることになる。

交通アクセス

【鉄道】
  • 伊豆急下田駅から徒歩20分
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出発地の最寄駅:

目的地:下田港
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参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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