
システム・プログラム Ver.3について
R-09HRのファームウェアは書き換えることができる。
2010年(平成22年)9月、最新のシステム・プログラム Ver.3 が無償公開された。
以下の機能が追加されている。

発売後2年以上を経てソフトウェアをバージョンアップしてくれるのは、音響メーカーならではの心遣いといったところだろうか。ありがたいことである。
2010年(平成22年)9月、最新のシステム・プログラム Ver.3 が無償公開された。
以下の機能が追加されている。
- 日本語表示機能(表示言語を英語/日本語に切り換えることができるようになった)
- リハーサル機能
- トリム(楽曲の必要な部分だけ切り取る)機能
- WAV→MP3変換機能
- エコモード

発売後2年以上を経てソフトウェアをバージョンアップしてくれるのは、音響メーカーならではの心遣いといったところだろうか。ありがたいことである。
使い心地


電源は単三形乾電池が2本――充電池「eneloop」でも動かすことができた。これも、こぱふぅのデジカメと共有できる。
電池は本体背面の蓋を開けて交換する。R-09 に比べて交換しやすくなった。

入力音量の自動/手動の切り替え、ローパスフィルターのON/OFFなどは背面の切替スイッチで行うのは R-09 と同じ。
あらたにアナログ・リミッター回路を搭載し、ピークを振り切れた入力音でも歪まないように処理してくれる。

別売りのカバーをすると背面スイッチに触れることができなくなるが、一度設定すれば、頻繁に変えるものでもないだろう。

外部マイク入力端子を備えており、マイクケーブルを介して電源供給するプラグイン・パワーに対応している。対応マイクであればマイク側に電源を入れる必要はない。
電池は本体背面の蓋を開けて交換する。R-09 に比べて交換しやすくなった。

入力音量の自動/手動の切り替え、ローパスフィルターのON/OFFなどは背面の切替スイッチで行うのは R-09 と同じ。
あらたにアナログ・リミッター回路を搭載し、ピークを振り切れた入力音でも歪まないように処理してくれる。

別売りのカバーをすると背面スイッチに触れることができなくなるが、一度設定すれば、頻繁に変えるものでもないだろう。

外部マイク入力端子を備えており、マイクケーブルを介して電源供給するプラグイン・パワーに対応している。対応マイクであればマイク側に電源を入れる必要はない。

マイクの感度が高いので、手持ちでは、服がこすれる音などを拾ってしまう。そこで、三脚や一脚への固定が必要だ。

三脚に固定するには、別売りのケースが必要なのは R-09 と同じ。ケースの方に三脚穴が付いているのである。
ケースにはミニ三脚が付属する。これを一脚代わりにして、手で持ってもよい。

三脚に固定するには、別売りのケースが必要なのは R-09 と同じ。ケースの方に三脚穴が付いているのである。
ケースにはミニ三脚が付属する。これを一脚代わりにして、手で持ってもよい。

R-09(写真左)に比べ、やや大きくなった。本体はラバーのような材質で、持ちやすくなった。
ディスプレイも大きく、明るくなった。表示する情報量は変わらない。

本体が大きくなった分、モノラルながら、背面にスピーカーを内蔵している。モニタリングはスピーカーでも行うことができる。この点は子どもにも優しい。
ディスプレイも大きく、明るくなった。表示する情報量は変わらない。

本体が大きくなった分、モノラルながら、背面にスピーカーを内蔵している。モニタリングはスピーカーでも行うことができる。この点は子どもにも優しい。
主要スペック
項目 | 仕様 | コメント |
---|---|---|
信号処理 | AD/DA変換=24ビット、44.1/48/88.2/96kHz | 特別な設定をしなくても、ICレコーダやビデオカメラより高音質の録音ができる。 |
録音データ形式 | MP3(サンプリング周波数=44.1/48kHz、ビット・レート=64/96/128/160/192/224/320kbps) WAV(サンプリング周波数=44.1/48/88.2/96kHz、サンプル・サイズ=16/24ビット) |
|
記憶メディア | SD/SDHCカード(64Mバイト~32Gバイトに対応) | SDHCに対応しているのはありがたい。 |
オーディオ入力 | 内蔵マイク(ステレオ)、マイク・ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ、プラグイン・パワー対応)、ライン・ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ) | LINE INを介して、レコードなどのアナログ機器からの録音も可能。 |
オーディオ出力 | ヘッドホン・ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ) エフェクト(リバーブ4種類) 変速再生(50~150%のスピード) |
|
USBインターフェース | ミニBタイプ・コネクター、USB 1.1/2.0マスストレージ・デバイス・クラス対応 | |
ディスプレイ | 128×64ドット・グラフィック・ディスプレイ(有機EL) | 日本語表示できないのが残念だ。 |
電源 | ACアダプター、単3形(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)×2 | |
外形寸法 | (幅)62×(奥行き)113×高さ27mm | |
質量 | 174g(電池、カードを除く) |
ぱふぅ家が購入した音楽プレーヤー
参考サイト
- R-09HR:ROLAND
- Rolandの24bit/96kHz対応新PCMレコーダ「R-09HR」:藤本健のDigital Audio Laboratory
(この項おわり)
列車や打楽器の音など、パパぱふぅより強弱の激しい音を扱っているこぱふぅのために、2年前に購入した「R-09」の上位機種であるHRを購入した。通常使用であれば、内蔵マイクでも十分である。
音声データは WAV形式またはMP3形式でSDメモリカードに収録されるので、こぱふぅのノートPC「SOTEC C101B4」に挿入して扱うことができる。