谷川岳天神平の紅葉

2007年10月27日 撮影
谷川岳ロープウェイ
谷川岳ロープウェイ駅(群馬県利根郡みなかみ町湯檜曾字湯吹山)は、谷川岳の四季をイメージし、鉄骨が4色に塗り分けられている。
今日は、谷川岳の紅葉を見るべく、ロープウェイで天神平まで上がった。
谷川岳ロープウェイ-旧型ゴンドラ
谷川岳ロープウェイは、2005年(平成17年)9月、45年ぶりにリニューアルされた。
麓の駅の入り口には、一昨年まで活躍していた8人乗り複線自動循環式ゴンドラが展示されている。
谷川岳ロープウェイ-フニテル
複式単線自動循環式(DLM)の新型ゴンドラ「フニテル」は22人乗りで、車いすでも利用可能とのこと。標高1,300メートルの天神平まで、従来より3分早い7分で結ぶ。
2本のワイヤーでゴンドラを支えており、とくに2本のワイヤー間の幅がゴンドラの幅よりも広いものを「フニテル」と呼ぶ。フニテルは、ゴンドラ部分の高さを低く抑えることが出来るので、風圧に対する安定性が高い。
谷川岳ロープウェイ-フニテル
この日は、台風20号が関東の南海上を進んでおり、ロープウェイの運行が止まってしまうのではないかと心配していたが、何事もなく運行していた。フニテルさまさまである。

フニテル」とは、フランス語の Funiculaire(鋼索鉄道)と Teleferique(架空索道)の造語である。
ちなみに、世界最古のコマーシャルソングであるイタリアの「フニクリ・フニクラ」(Funiculì funiculà)も、Funiculaireを語源としている。
谷川岳天神平-紅葉
麓の駅から天神平まで標高差は500メートル以上ある。途中、紅葉の様子がだいぶ違う。
麓に近いところはほとんど紅葉していなかったが、中腹ではこんな感じ、
谷川岳天神平-紅葉
天神平に近いところでは、こんな感じだ。天候が悪く、デジカメでは色を再現しきれないのが残念だ。

天神平駅から先へは、リフトに乗ってのぼっていくこともできるが、風雨が強く、断念した。

星の鑑賞会

2010年(平成22年)8月~10月の金曜日・土曜日を中心に、「星の鑑賞会」が開催されることになった。
場所は天神平で、谷川岳ロープウェイが夜間に運行するのは創業以来初めてのことという。

鑑賞会では5つのブースが用意され、研修をうけたボランティアガイドによる星空解説を受けたり、望遠鏡で観察したり、寝転がって星空を眺めたりと、思い思いに星空を楽しむことができる。
曇りなどで星が見えない場合でも、星の写真のスライドショーや、国立天文台による宇宙シミュレーション映像「Mitaka」の上映、谷川岳に関わる方の話などのプログラムが用意されている。

交通アクセス

土合駅→谷川ロープウェイ駅:1.4km
(車:2分,自転車:6分,徒歩:17分)

JR水上駅からJR土合駅を経由し、谷川岳ロープウェイ駅まで路線バスが通っている。本数が少ないので注意。
バスの運行時刻表は関越交通の公式サイトにあるが、バスの運行スケジュールは頻繁に変わる。電話で問い合わせた方がいいだろう。

土合駅から徒歩で行くこともできるが、急カーブが多い割に歩道がないので、お勧めはしない。
谷川岳関連

周辺地図

近隣の情報

この付近でネットができる宿

(この項おわり)
header