
1933年(昭和8年)11月1日に開業した東横百貨店(現:東急百貨店渋谷駅・東横店東館)は、「78年分のありがとう」の横断幕を掲げていた。

東横線渋谷駅は、直線距離で東側に100メートルほど離れた「渋谷ヒカリエ」の地下5階へ移る。JRからの乗り換えに時間がかかるうえ、渋谷始発の電車も激減するので、この影響は受ける通勤客も少なくないだろう。
また、東横線と乗り入れるみなとみらい線、副都心線とつながる東武東上線、西武有楽町・池袋線の計5路線の直通運転が可能となり、行き先もバス並みにややこしくなる。車両には行き先表示だけでなく、路線名も表示してほしいところだ。

これから、東急やJR東日本などによる大規模な再開発が本格的に進む。
旧駅舎は5月までイベントスペースとして活用した後に取り壊され、周辺には地上46階地下7階建ての駅ビルなどが建設されるという。
旧駅舎は5月までイベントスペースとして活用した後に取り壊され、周辺には地上46階地下7階建ての駅ビルなどが建設されるという。
時代の趨勢とはいえ、生まれてからずーっと利用してきた駅がなくなるのは、もの悲しいものがある。歳をとったせいかもしれない。

中央線沿線住民にとって、かつて、横浜へ出るには時間がかかった。
横浜線は八王子駅から東神奈川駅までで、横浜駅への直通がなかった。南部線も川崎駅で乗り換えなければならず、横浜駅までは時間がかかった。湘南新宿ラインができるまでは、渋谷駅で東横線に乗り換えて横浜へ向かうのが最短ルートだった。
また、東横線沿線は、学芸大学、都立大学、田園調布、日吉と、ハイソ(死語)な学生や住民が多く、憧れであった。
横浜線は八王子駅から東神奈川駅までで、横浜駅への直通がなかった。南部線も川崎駅で乗り換えなければならず、横浜駅までは時間がかかった。湘南新宿ラインができるまでは、渋谷駅で東横線に乗り換えて横浜へ向かうのが最短ルートだった。
また、東横線沿線は、学芸大学、都立大学、田園調布、日吉と、ハイソ(死語)な学生や住民が多く、憧れであった。
その横浜側の終点であった桜木町駅が、みなとみらい線の開業に伴って地下へ移転したのが2004年(平成16年)2月のこと。今度は、東京側の終点側が地下へ移転することになったわけだ。

2013年(平成25年)3月22日、地上駅のホームは、線路を一部残してイベント会場に変身。鉄道写真家中井精也さんの作品展示や鉄道関連グッズの販売、プラレールで遊べるコーナーになった。
線路に降りて、バラストと呼ばれる敷石を袋に詰めて持ち帰る企画は、予定の1000袋が1時間半でなくなった。
24日まで。入場料120円、小学生以下無料。
26日には地上駅がイベントスペース「エキアト」としてオープンし、5月6日までイベントが行われる。その後、3月末閉館の東急百貨店東横店東館とともに取り壊され、2020年度の開業を目指して地上46階建てのビル建設が始まる。

2013年(平成25年)3月22日、地上駅のホームは、線路を一部残してイベント会場に変身。鉄道写真家中井精也さんの作品展示や鉄道関連グッズの販売、プラレールで遊べるコーナーになった。
線路に降りて、バラストと呼ばれる敷石を袋に詰めて持ち帰る企画は、予定の1000袋が1時間半でなくなった。
24日まで。入場料120円、小学生以下無料。
26日には地上駅がイベントスペース「エキアト」としてオープンし、5月6日までイベントが行われる。その後、3月末閉館の東急百貨店東横店東館とともに取り壊され、2020年度の開業を目指して地上46階建てのビル建設が始まる。
交通アクセス

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(この項おわり)
1927年(昭和2年)8月28日に開業した東横線渋谷駅の地上ホームは、85年の歴史に幕を下ろす。