
宗谷岬(北海道稚内市宗谷村宗谷岬)は、岬と呼ぶような海に突出した地形はないが、北緯45度31分22秒・東経141度56分11秒に「日本最北端の地」を示す記念碑がある。
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したがって、宗谷岬は、一般人が通常訪れることができる最北端の地ということになる。
記念碑は、北極星の一稜をモチーフに、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」をあらわしている。以前はもう少し南にあったが、駐車場建設のために海岸を埋め立てたために1988年(昭和63年)に移設された。
記念碑は、北極星の一稜をモチーフに、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」をあらわしている。以前はもう少し南にあったが、駐車場建設のために海岸を埋め立てたために1988年(昭和63年)に移設された。


この時渡った海峡は、のちに間宮海峡と呼ばれるようになる。世界地図にある唯一の日本人名である。
このブロンズ像は間宮林蔵の生誕200年にあたる1980年(昭和55年)7月、彼の偉業を顕彰し、時代を担う青少年に、世界へ羽ばたく夢と勇気を培ってもらおうとの願いから建立された。
間宮林蔵が樺太へ渡る決意を秘め、はるか樺太を望見している立像で、栽付袴に羽織、足袋、二本差しと、肩には海上計測用の縄索をかけている。
制作者は、自由美術家協会会員の峰孝。
このブロンズ像は間宮林蔵の生誕200年にあたる1980年(昭和55年)7月、彼の偉業を顕彰し、時代を担う青少年に、世界へ羽ばたく夢と勇気を培ってもらおうとの願いから建立された。
間宮林蔵が樺太へ渡る決意を秘め、はるか樺太を望見している立像で、栽付袴に羽織、足袋、二本差しと、肩には海上計測用の縄索をかけている。
制作者は、自由美術家協会会員の峰孝。

ここで記念写真を撮る観光客が多い。バイクで訪れているツーリング客も目立った。

天気が良い時は、正面43km先にサハリンの島影が浮かび上がるという。
周辺は宗谷丘陵と呼ばれる氷河地形になっており、年中、シベリアから年間平均風速7.6メートルという強い西風が吹いており、寒さと風の強さで木が生えていない。
宗谷岬ウインドファームが57基の風力発電機を設置しており、日本最大の風力発電施設となっている。総出力は5万7000kWで、稚内市の年間消費電力の約6割に相当する。

宗谷岬ウインドファームが57基の風力発電機を設置しており、日本最大の風力発電施設となっている。総出力は5万7000kWで、稚内市の年間消費電力の約6割に相当する。

交通アクセス
【バス】

- 稚内駅からバスで50分。片道1300円(大人)。

近隣の情報
- 宗谷岬は日本最北端の地とされているが‥‥:ぱふぅ家のホームページ
- 冬の宗谷岬:ぱふぅ家のホームページ
- 稚内港北防波堤ドームは古代ギリシア時代の神殿のよう:ぱふぅ家のホームページ
- 稚内駅は日本最北端の鉄道駅:ぱふぅ家のホームページ
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参考サイト
- 宗谷岬:きた・北海道DMO
- 北海道・稚内~“最北の町”で暮らすとは?~:ブラタモリ,NHK
(この項おわり)