諏訪湖間欠泉センターは天然温泉として活用

2015年8月14日・2025年11月16日 撮影
諏訪湖間欠泉センター
2015年8月14日 撮影
温泉を掘削中だった1983年(昭和58年)6月に噴出した間欠泉を観光利用する目的で、1990年(平成2年)に諏訪湖間欠泉センター(長野県諏訪市湖岸通り2丁目208-90)が開館した。

当時は高さ50メートルまで自噴しており世界第2位の高さとされていたが、現在は圧縮空気によって噴出させており、その高さも5メートルにとどまっている。吹き上げる時刻は、9時30分、11時、12時30分、14時、15時30分。
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諏訪湖間欠泉センター
2015年8月14日 撮影
人工的に噴出させているとは家、温泉卵ができる熱湯であることには変わりない。近づいたら火傷する。
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諏訪湖間欠泉センター
2015年8月14日 撮影
3階の「花火館」では、諏訪湖の花火に関する写真や資料を展示している。
毎年8月15日には、諏訪湖祭湖上花火大会が行われる。
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諏訪湖間欠泉センター
2015年8月14日 撮影
三尺玉は、直径88.5cm、重量280kgで、打ち上げ火薬量は15kg。東京スカイツリー並の600メートルの高さにあがり、直径は550メートルに及ぶ。
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諏訪湖間欠泉センター
2025年11月16日 撮影
2025年(令和7年)11月16日再訪した際は、間欠泉の吹き上がりは見られず、天然温泉になっているという看板が立っていた。

もともと諏訪湖畔の間欠泉は、地下深部の高温水と水圧が自然に周期的噴出を起こす「天然の間欠泉」であった。しかし、周辺地域で温泉掘削や地下水の汲み上げが進んだ結果、地下水位や圧力バランスが変化し、自然噴出の周期性が次第に不安定化した。
さらに、地震や地殻変動の影響により地下の割れ目構造が変わり、高圧で噴き上がる条件が失われたことで、かつてのような迫力ある噴出が見られなくなった。
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諏訪湖間欠泉センター
2025年11月16日 撮影
このため、間欠泉としての自然現象を維持することが困難となり、現在は地下から湧出する高温の温泉水を人工的に管理・利用し、安定した供給が可能な天然温泉として活用している。
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諏訪湖間欠泉センター
2025年11月16日 撮影
諏訪湖は、日本列島を横断する大規模な地質構造である糸魚川―静岡構造線(フォッサマグナ西縁)の近傍に位置し、地殻が割れやすく、地下深部の熱が上昇しやすい環境にある。このような断層帯では、地下深くの岩石が高温となり、そこに浸透した地下水が加熱される。
また、諏訪盆地は地殻が引き伸ばされて沈降した構造を持ち、地殻が比較的薄いため、地温勾配が高い。通常より浅い深度で高温に達しやすく、地下水が効率よく温められる条件が整っている。
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加えて、断層や割れ目が多いことから、雨水や湖水が地下へ浸透し、加熱された後に再び上昇する「循環型の地熱水系」が形成される。この過程で高温・高圧の温泉水が蓄えられ、かつては間欠泉として噴出するエネルギー源となった。
逃げ上手の若君 - 諏訪湖間欠泉センター
2025年11月16日 撮影
松井優征さんの漫画で、2024年(令和6年)7月からアニメ放映もされた『逃げ上手の若君』のパネルが展示されていた。1333年(正慶2年)の鎌倉幕府滅亡からはじまる、史実を採り入れた作品である。
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諏訪湖間欠泉センター
2025年11月16日 撮影
諏訪湖の湖岸は平坦で市街地に近く、遊歩道や公園、温泉地が整備され、観光と市民生活の双方に密接に関わっている。この日は、遊歩道の灌木が見事に紅葉していた。
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諏訪湖間欠泉センター
2025年11月16日 撮影
遊覧船「すわん」は、1982年(昭和57年)に就航。船内は2階建てで、180人乗り。足漕ぎのスワンボートもある。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR富士見駅から送迎バスで約10分
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目的地:諏訪湖間欠泉センター
入笠山 関連

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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