土肥金山には世界最大の金塊がある

2018年11月10日 撮影
土肥金山
土肥金山 (といきんざん) (静岡県伊豆市土肥2726)は、江戸時代から昭和時代にかけ、佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山である。推定産出量は、金40 トン、銀400 トン(佐渡金山は金80 トン)。1965 年(昭和 40 年)に鉱量枯渇のため閉山し、伊豆市の指定史跡になっている。1972 年(昭和 47 年)からテーマパークとして一般に公開している。

入口を入ると、金鉱石がある。金鉱石1 トンに、平均 3~5 グラムの金が含まれている。40 トンの金を産出するには 800 万~1300 万トンの金鉱石を掘り出したことになる。
土肥金山の大きな写真大きな写真
(1440×1920 ピクセル, 2141 Kbyte)
土肥金山
1370 年代、足利幕府直轄の金山奉行が土肥を支配していた。本格的に採掘されるようになったのは、1577 年(天正 5 年)頃からで、1606 年(慶長11 年)、江戸幕府の金山奉行・大久保長安が新技術を導入し、土肥金山は興隆を極めた。
総延長100km 以上あると言われる坑道の一部が見学コースになっており、動く人形を使って江戸時代の採掘風景が再現されている。
土肥金山
見学坑道の突き当たりにある山神社 (さんじんじゃ) の鳥居には金箔が貼られている。
大山祇尊 (おおやまずみのみこと) を祀っており、採掘で坑内に出入りする時は必ず礼拝して作業の安全と黄金の幸を祈るしきたりだった。金運がアップするパワースポットと言われている。
土肥金山
見学坑道の出口で、1577 年(天正 5 年)から掘られた跡を見ることができる。
徳川家康を支えた慶長大判小判は、対岸の土肥金山から駿府まで船で直接搬送された金で鋳造されたものである。
土肥金山の大きな写真大きな写真
(1920×1440 ピクセル, 1103 Kbyte)
土肥金山
土肥金山では坑道から湧いた温泉を利用した風呂が用意されるなど、罪人が必死で掘った佐渡金山に比べて作業環境は良好だったようだ。

金山資料館「黄金館」には、土肥金山に関する資料や鉱石などが展示され、ギネス世界記録にも認定された 250kg の世界一の巨大金塊を手で触ることができる。
土肥金山の大きな写真大きな写真
(1340×1920 ピクセル, 1093 Kbyte)
土肥金山
ギネス世界記録の認定証。
土肥金山
江戸幕府の時代、海運で活躍した千石船は約 100 トンの大型船だ。
土肥金山
「砂金館」では砂金取り体験ができる。制限時間は 30 分間。平均して 4粒ほど、うまい人になると 10粒以上は獲れるという。
土肥金山
お土産処には、金箔カステラをはじめ、純金茶、金箔飴、小判クッキーなど、金山にまつわるお土産が数多く売られている。

交通アクセス

【バス】
  • 修善寺駅からバスで約 50 分
【自動車】
  • 修善寺道路(有料)で修善寺から国道136 号、土肥温泉まで約 65 分。
土肥金山 関連

近隣の情報

参考サイト

この付近でネットができる宿

(この項おわり)
header