伊勢神宮〜初日の出:朝熊山頂展望台〜金剛證寺

2022年1月1日 撮影
朝熊山頂展望台から初日の出を拝む
朝熊山頂展望台から初日の出を拝む
朝熊山頂展望台 (あさまさんちょうてんぼうだい) (三重県伊勢市朝熊町字名古185-3)は、伊勢志摩国立公園の中で最も高い標高555メートルの朝熊山頂にある展望台で初日の出を拝んだ。
あいにくの天気だったが、雲間から差し込むご来光が幻想的だ。
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朝熊山頂展望台
朝熊山頂展望台
鳥羽市街が一望でき、伊勢湾に浮かぶ島々や、天気が良ければ対岸の渥美半島まで見渡すことができる。
山頂へは近鉄「五十鈴川駅」からバスが出ているが、徒歩で登ることもできる。
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朝熊山頂展望台
朝熊山頂展望台
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭で唄われているとおりに、、伊勢神宮を参宮したあと、朝熊山に参詣した。

アサマはアイヌ語で、日が出てキラキラと光り輝く神を意味することから、この山上で日の出を拝み、太陽神として天照大御神を崇拝する信仰が生まれたという。
山頂広場には、「天空のポスト」や朝熊山を愛した御木本幸吉翁ゆかりの「籠立場の碑」、足湯などなどがある。

1975年(昭和50年)、昭和天皇、香淳皇后がお立ち寄りになり、御製「朝熊山の眺望をちかたは朝霧こめて秋ふかき 野山のはてに鳥羽の海みゆ」と詠まれたという。
伊勢神宮外宮
伊勢神宮外宮
伊勢神宮外宮では、元旦の朝4時から歳旦祭 (さいたんさい) が行われる。神宮では夜通しかがり火が焚かれており、どんど火で焼いた餅を食べると、無病息災になるという。
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伊勢神宮内宮
伊勢神宮内宮
内宮から早足で伊勢神宮内宮を参宮した。
内宮でも歳旦祭が行われており、新玉の年の始めを寿ぎ、皇室の弥栄・五穀の豊穣・国家の隆昌・国民の平安をお祈りし、若水をはじめ、御飯・御酒・海・川・山・野の種々の神饌をお供えする。
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金剛證寺
金剛證寺
金剛證寺 (こんごうしょうじ) (三重県伊勢市朝熊町548)は、伊勢神宮の鬼門を守護する。創建は6世紀半ば、欽明天皇が明星堂を建てたのが初めと伝えられている。また、825年(天長2年)、空海が真言密教道場として興隆を極めたという。
写真の仁王門は1979年(昭和54年)に再建された。
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金剛證寺
金剛證寺
1392年(元中9年)、鎌倉建長寺71世(円覚寺61世)仏地禅師が入山し再興。真言宗から臨済宗に改宗し、臨済宗南禅寺派の寺院となった。江戸時代に入ると、徳川幕府が伊勢神宮と絡んで重視し、援助した。
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金剛證寺
金剛證寺
御本尊の福威智満虚空蔵大菩薩 (ふくいちまんこくうぞうだいぼさつ) は、日本三大虚空蔵菩薩の第一位として広大無辺な福徳・威徳・智徳の三徳を有する仏様だ。秘仏となっており、伊勢神宮遷宮の翌年に、20年に一度の御開帳を行う。次回は2034年(令和16年)の予定。
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伊勢神宮外宮~内宮~朝熊山頂展望台~金剛證寺

  • 伊勢神宮外宮‥‥近鉄・JR「伊勢市駅」から徒歩で約5分
  • 伊勢神宮内宮‥‥近鉄・JR「宇治山田駅」からバスで約10分
  • 朝熊山頂展望台‥‥近鉄「五十鈴川駅」からバスで25分、「山上広苑」バス停下車
  • 金剛證寺‥‥近鉄「五十鈴川駅」からバスで23分、「金剛證寺」バス停下車
伊勢神宮 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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