
管理施設棟
豊洲市場(東京都江東区豊洲6-6-1)は、東京都内に11カ所ある東京と中央卸売市場の1つで、築地市場の後継施設として2018年(平成30年)9月13日に開場した。総敷地面積は40.7haで、地上6階建の管理施設棟には、築地市場にあった約3000冊の資料を所蔵する「銀鱗文庫」も移管された。
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国産クロマグロ
国産クロマグロの模型は、築地市場で取引された最大級のもので、1986年(昭和61年)4月に鹿児島県種子島沖で漁獲された。長さ2.88メートル、重さ496kg。

マグロのセリ
豊洲市場は午前5時から一般来場者の入場ができ、水産物部や青果部のセリを見学することができる。

マグロのセリ
豊洲市場は、水産物の取扱高で世界随一の規模を誇る。

マグロのセリの見学通路には予約通路と予約不要通路があり、予約制の見学デッキに5時30分集合。水産卸売場棟の見学者通路に開始を知らせる鐘の音が響き渡る。
セリ場には1,000本近くのマグロが並び、約1時間かけて、生鮮マグロ、冷凍マグロの順にセリが行われていく。

本数は季節や入荷状況で異なるが、生鮮マグロが約200本、冷凍マグロが約1,000本ほど。生鮮と冷凍のクロマグロ(本マグロ)、ミナミマグロ(インドマグロ)、メバチマグロ、キハダマグロが並ぶ。

マグロのセリの見学通路には予約通路と予約不要通路があり、予約制の見学デッキに5時30分集合。水産卸売場棟の見学者通路に開始を知らせる鐘の音が響き渡る。
セリ場には1,000本近くのマグロが並び、約1時間かけて、生鮮マグロ、冷凍マグロの順にセリが行われていく。

本数は季節や入荷状況で異なるが、生鮮マグロが約200本、冷凍マグロが約1,000本ほど。生鮮と冷凍のクロマグロ(本マグロ)、ミナミマグロ(インドマグロ)、メバチマグロ、キハダマグロが並ぶ。

マグロのセリ
セリは水産卸売業者5社のセリ人がそれぞれ行い、仲卸業者や売買参加者が参加。卸会社が番号をつけ並べたマグロは、セリ開始と同時に次々と競り落とされ、運搬車などで運び出されていく。

マグロのセリ
1935年(昭和10年)に開場した築地市場(東京都中央区築地五丁目2番1号)は、1987年(昭和62年)まで汐留駅から引き込み線が場内に敷かれるなど、鉄道輸送を前提に設計されていた。

マグロのセリ
このため、現代のトラック輸送に対応できず、建て替えが必要とされ、2004年(平成16年)に豊洲への移転計画が立てられた。

移転先の土地は、かつて東京ガスの施設があり、土壌汚染が問題になった。
当初、2014年(平成26年)に移転する計画だったが、土壌汚染対策のために開場時期は何度も延期された。

トラック輸送がメインだが、築地市場時代と同じく海上輸送にも対応しており、市場北側の晴海運河南岸に全長150メートル級の桟橋が整備され、搬入が可能となっている。

移転先の土地は、かつて東京ガスの施設があり、土壌汚染が問題になった。
当初、2014年(平成26年)に移転する計画だったが、土壌汚染対策のために開場時期は何度も延期された。

トラック輸送がメインだが、築地市場時代と同じく海上輸送にも対応しており、市場北側の晴海運河南岸に全長150メートル級の桟橋が整備され、搬入が可能となっている。

マグロのセリ
バブル期の築地市場は年間約81万トンの取引量があったが、豊洲移転時には約36万トンと半減。取引高も4,000億円となった。その後も減少を続け、コロナ禍の2000年(平成12年)は約21万トンとなった。

大口顧客との取引は減っていないが、漁獲高の減少や消費者の魚離れ、銀座が徒歩圏だった築地から離れ、小料理屋のような小口の現金客が激減したためという意見がある。

大口顧客との取引は減っていないが、漁獲高の減少や消費者の魚離れ、銀座が徒歩圏だった築地から離れ、小料理屋のような小口の現金客が激減したためという意見がある。

マグロのセリ

水産仲売場棟

ターレ
場内を運行する約1800台のターレは、すべて電動車だ。

水産仲売場棟

水産仲売場棟
場内には飲食店が39ある。

青果棟
5街区の青果棟(地上3階)には、野菜や果物などの青果物を扱う卸売場と仲卸売場がある。


最寄駅は、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「市場前駅」だ。
交通アクセス
【鉄道】

- 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「市場前駅」下車、すぐ

参考サイト
- 豊洲市場(東京都江東区豊洲6-6-1)
- 大田市場 市場まつり:ぱふぅ家のホームページ
- 大田市場 青果棟・水産棟・関連棟:ぱふぅ家のホームページ
- 大田市場 花き部:ぱふぅ家のホームページ
近隣の情報
- ゆりかもめ各駅には「駅文様」:ぱふぅ家のホームページ
- 晴海ふ頭公園の夜景:ぱふぅ家のホームページ
- 東京湾大華火祭 1999:ぱふぅ家のホームページ
- 水のバス見学会:ぱふぅ家のホームページ
- リスーピア RiSuPia は体感型ミュージアム:ぱふぅ家のホームページ
- 帰ってきたゴーイングメリー号:ぱふぅ家のホームページ
- 東京ジョイポリスはセガのアミューズメント・パーク:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)