蔵王温泉は1900年以上の歴史を誇る

2023年3月7日 撮影
高湯通り - 蔵王温泉
高湯通り
蔵王温泉(山形県山形市蔵王温泉)は、山形市の南東、蔵王連峰の西にある温泉。標高880メートルにあることから、高湯 (たかゆ) と呼ばれる。ここから、日本最大の面積を誇る蔵王温泉スキー場にアクセスできる。写真の高湯通りは温泉街のメインストリートだ。
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上湯共同浴場 - 蔵王温泉
上湯共同浴場
蔵王温泉には「上湯」「下湯」「川原湯」の3つの共同浴場がある。普段は無人で、営業時間は朝6時から夜22時までと長い。入口の箱に入浴料は200円を入れよう。お釣りは出ないので小銭を用意していこう。
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上湯共同浴場 - 蔵王温泉
上湯共同浴場
高湯通りの坂の上、酢川温泉神社の近くにあるのが上湯共同浴場(山形県山形市蔵王温泉45-1)だ。ひなびた木造の扉を開けると、温泉の香りが漂う。
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川原湯共同浴場 - 蔵王温泉
川原湯共同浴場
上湯共同浴場から左側の湯の香通りを下っていくと、川原湯共同浴場(山形県山形市蔵王温泉川原43−3)がある。
原泉の上に建物があり、浴槽が簀の子になっているのが特徴だ。建物の裏手に回ると、原泉の上に建っていることがよく分かる。
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下湯共同浴場 - 蔵王温泉
下湯共同浴場
高湯通りの坂の下にあるのが下湯共同浴場(山形県山形市蔵王温泉30−2)だ。
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酢川温泉神社 - 蔵王温泉
酢川温泉神社
酢川温泉神社(山形県山形市蔵王温泉字坂の上関神811-6)は、高湯通りの急坂を上ったところにある。本殿へ向かってさらに石段が続いており、息が切れる。
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酢川温泉神社 - 蔵王温泉
酢川温泉神社
平安時代の承和年間中(834~847年)に勧請されたのが始まりとされる。清和天皇「三代実録」のくだりに「出羽国六位上酢川温泉神従五位下」とあり、由緒のある神社だ。
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酢川温泉神社 - 蔵王温泉
酢川温泉神社
御神体である蔵王山熊野岳山頂には701年に熊野神社分霊が勧請され、851年(嘉祥4年)には慈覚大師が瀧山寺を開山した。蔵王修験が盛んになると神仏習合して、酢川温泉神社のほか、熊野神社、瀧山寺の三宮が同体として信仰されるようになり、熊野信仰の形態に近い形になった。
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薬師神社 - 蔵王温泉
薬師神社
薬師神社は、酢川温泉神社の近くにあり、鎌倉時代に制作された本地仏の薬師如来像が安置されており、神仏習合の時代を今に伝えている。
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蔵王温泉
蔵王温泉
薬師神社から温泉街を見下ろす。
蔵王温泉は、日本武尊 (ヤマトタケル) にしたがって東征した吉備多賀由 (キビノタガユ) が、西暦110年にを開湯したと伝えられており、1900年(明治33年)以上の歴史を誇る。
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バスターミナル - 蔵王温泉
バスターミナル
蔵王温泉への交通アクセスだが、三交バスがJR山形駅からエコーラインを経由して路線バスを運行している。所要時間は約40分、1,000円
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(この項おわり)
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