
撮影:Canon PowerShot G5 X Mark II, 44mm F3.2 1/127s ISO250

撮影:Canon EOS R10, 150mm + 2.2×テレコンバータ F8.0 1/125s ISO100
また月が完全に球形でなく内部密度が均一でないことで起きる強制秤動、隕石の衝突などで起きる自由秤動が合わさって、月は揺れ動いて見える。

月には海と呼ばれる暗い(アルベドが低い)部分があり、日本では古来、ウサギが餅をついていると言われてきた。海といっても水があるわけではなく、隕石などが衝突して内部から噴出した玄武岩質の溶岩が冷えて固まった場所である。多くの海は、いまから35~40億年前にできたと考えられている。
反対に、白っぽく無数のクレーターで覆われた場所は陸地や高地と呼ばれ、隕石などの衝突によって吹き飛ばされた岩石レゴリスが幾重にも積み重なっている。成立したのは海より古く、40億年前と考えられている。
ティコ・クレーターやコペルニクス・クレーターから伸びる白い放射状のものは光条と呼ばれ、隕石が衝突してクレーターができたとき、飛び散った岩石が散らばってできたものと考えられている。

月には海と呼ばれる暗い(アルベドが低い)部分があり、日本では古来、ウサギが餅をついていると言われてきた。海といっても水があるわけではなく、隕石などが衝突して内部から噴出した玄武岩質の溶岩が冷えて固まった場所である。多くの海は、いまから35~40億年前にできたと考えられている。
反対に、白っぽく無数のクレーターで覆われた場所は陸地や高地と呼ばれ、隕石などの衝突によって吹き飛ばされた岩石レゴリスが幾重にも積み重なっている。成立したのは海より古く、40億年前と考えられている。
ティコ・クレーターやコペルニクス・クレーターから伸びる白い放射状のものは光条と呼ばれ、隕石が衝突してクレーターができたとき、飛び散った岩石が散らばってできたものと考えられている。

2023年(令和5年)の満月
「PHPでスーパームーンを計算する」では、満月の時の月の大きさ(視半径)を計算するプログラムを紹介した。今年の中秋の名月は、スーパームーンの翌月で、最も小さいときと比べて月の大きさは13.4%増し、明るさは28.7%増しとなっている。


参考サイト
- 月の「海」:アストロピクス
- どうやってできる? 月のクレーターから伸びる光条:アストロアーツ
- 中秋の名月 2005:ぱふぅ家のホームページ
- 十三夜と月の魔力:ぱふぅ家のホームページ
- 中秋の名月は満月とは限らない:ぱふぅ家のホームページ
- PHPでスーパームーンを計算する:ぱふぅ家のホームページ
- PHPで万年カレンダーを作る:ぱふぅ家のホームページ
- PHPで月の満ち欠けを描画:ぱふぅ家のホームページ
- 『月の癒し』(ヨハンナ・パウンガー/トーマス・ポッペ,1997年08月)
- 『人類はふたたび月を目指す』(春山純一,2020年12月)
- 『知れば知るほど面白い暦の謎』(片山 真人,2022年02月)
(この項おわり)
旧暦の7月から9月までが秋であるが、その真ん中の8月15日を「中秋」と呼ぶ。新月から満月までは約13.8~15.8日と幅があるため、旧暦の満月の日は13日~17日の間で揺らぐ。このため、名月の日が満月とは限らない。