三国港駅(福井県坂井市三国町宿1-16-1)は、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅で、1914年(大正3年)7月に三国港荷扱所として独立し、1927年(昭和2年)12月に旅客営業する一般駅となった。駅舎は1923年(大正12年)に建築されたもので、当時の雰囲気を残す形で2010年(平成22年)にリニューアルした。
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駅舎には、待合室、窓口、改札があるが、現在は無人駅。待合室にコインロッカーがある。単式ホーム1面1線の地上駅で、駅とホームは線路の北側に設置されている。
官設鉄道(後の国鉄)三国線の駅として開業したが、戦時中の交通統制によって三国線は休止。並走していた三国芦原電鉄(後の三国芦原線)が末端区間を休止し、三国線に乗り入れ、当駅を終点とする現在の形になった。
線路はホームを越えて続いていて、留置線として使われている。
別に側線が設置されているが、これは毎年8月11日に三国サンセットビーチで行われる花火大会のための臨時列車が使っている。
別に側線が設置されているが、これは毎年8月11日に三国サンセットビーチで行われる花火大会のための臨時列車が使っている。
三国港駅から徒歩5分のところにある海岸は三国サンセットビーチ(三国海水浴場)と呼ばれ、日本の夕陽に選ばれている。遠浅で子どもでも安心して泳げることができる。冬も日本海の荒波を活かしたサーフィンなどマリンスポーツが楽しめる。
夕食は1階で。三国港には四季折々、さまざまな魚介類が並ぶ。この日は、甘エビ、黒鯛、サザエに加え、お刺身や海老の天ぷらと豪華。野菜や味噌は自家製だ。冬場は越前ガニ(11月6日~3月20日)が有名だ。
ふすまで間仕切りされており、他の旅行客に気兼ねなく食事を堪能できた。
ふすまで間仕切りされており、他の旅行客に気兼ねなく食事を堪能できた。
朝食も1階で、和食をいただく。味ノリや自家製ワカメふりかけをかけてご飯が進む。おおひつにお代わりできる量のご飯が入っているのがありがたい。
交通アクセス
参考サイト
- 三国港駅:えちぜん鉄道
- 三国サンセットビーチ
- 三国花火大会
- ばんこ旅館
- 東尋坊三国温泉
近隣の情報
- 東尋坊は地質学的に珍しい奇勝地:ぱふぅ家のホームページ
- 雄島は神の島:ぱふぅ家のホームページ
- 丸岡城は現存天守閣として日本最古(らしい):ぱふぅ家のホームページ
- 鉾島は東尋坊や雄島と同じ柱状節理:ぱふぅ家のホームページ
- 福井駅と恐竜広場:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)