幣拝殿
諏訪大社は、全国に約25,000ある諏訪神社の総本社で、古事記の中にも登場する。その起源は1500~2000年(平成12年)前とされるが、日本最古の神社の1つであることは間違いない。
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上社本宮
上社本宮
上社本宮
狛犬
御柱は社殿の四隅に建てられる巨大なモミの木であり、7年ごとに山から伐り出され、里曳きを経て境内に建て替えられる。上宮本宮の御柱は、とりわけ山との結びつきを強く示す存在であり、神が依り憑く柱としての原初的な信仰形態を今日に伝えている。御柱祭は単なる祭礼ではなく、地域社会全体が神と自然の力を体感し、再生を確認する宗教行為である。

歴史的には、諏訪大社は日本最古級の神社の一つとされ、明確な創建年代は不詳であるが、古代から諏訪地方一帯の有力な信仰拠点であったことは確かである。
歴史的には、諏訪大社は日本最古級の神社の一つとされ、明確な創建年代は不詳であるが、古代から諏訪地方一帯の有力な信仰拠点であったことは確かである。
上社本宮
平安時代にはすでに朝廷からの崇敬を受け、武家社会においては武神として信仰され、鎌倉時代以降は武士層からの信仰も篤かった。上宮本宮は、政治権力と深く結びつく神社というよりも、地域の自然信仰と古層の祭祀を色濃く残す点に特色がある。
上社本宮
手水舎
境内の最大の特徴は、本殿を持たないことである。上宮本宮では、拝殿の奥にある守屋山を神体山として拝する形式がとられてきた。現在の拝殿は室町時代以降の様式を基調とし、重厚でありながら簡素な構えである。
社務所
境内には四脚門や神楽殿などが配置されているが、全体としては過度な装飾を避け、森と一体化した空間構成となっている。このような境内構成は、諏訪信仰が自然そのものを神とみなす古代的信仰に根ざしていることを明確に示している。
塀重門
塀重門は、境内の中枢部を区切る重要な門である。切妻造の簡素な構えを持ち、華美な装飾を避けた意匠が特徴である。この門は神域と人の領域を明確に分ける結界として機能し、門内はより神聖度の高い空間とされる。自然崇拝を基調とする諏訪信仰の性格を体現する建築である。
塀重門
雷電像
高島社
高島社は、本宮境内に鎮座する摂社であり、諏訪氏の祖神的性格を帯びた神を祀る社である。社名は中世以降に諏訪氏が拠点とした高島の地に由来するとされ、武家との結びつきが強い。上社本宮の祭祀体系の中で、歴史的支配層と諏訪信仰との関係を示す存在である。
勅願殿
勅願殿は、行事殿や御祈願殿とも呼ばれ、朝廷や諸侯の祈願を行ったところと伝えられている。現在の建物は1690年(元禄3年)に諏訪高島藩によって建てられたものを、安政年間に修理したもの。
一之御柱
布橋のはずれ、玉垣の外にある柱が長さ55尺(約17メートル)の一之御柱だ。

御柱の奥の大きな石は諏訪七石の一つ、お沓石で、真ん中の凹んだところが、お諏訪様のお沓のあとだとか、お諏訪様の召しておられた御神馬の足跡とか伝えられている。玉垣の角の石の柱は、天逆鉾で、江戸時代の国学者が「神跡石上残」と「たまちはふ神のみくつのあととめてこのとこいわのいくよへぬならむ」と刻んでいる。
御柱の奥の大きな石は諏訪七石の一つ、お沓石で、真ん中の凹んだところが、お諏訪様のお沓のあとだとか、お諏訪様の召しておられた御神馬の足跡とか伝えられている。玉垣の角の石の柱は、天逆鉾で、江戸時代の国学者が「神跡石上残」と「たまちはふ神のみくつのあととめてこのとこいわのいくよへぬならむ」と刻んでいる。
上社本宮
駐車場から鳥居に至る参道の両側に、神社の門前町的性格を残す土産物屋が並んでいる。これらの店は観光客向けの賑やかさよりも、落ち着いた雰囲気を重視しており、木造の建物が多く境内景観と調和している。
上社本宮
諏訪名物の寒天菓子や味噌、地酒、御柱祭にちなんだ民芸品などを扱い、地域の歴史や信仰と結びついた品が中心である。参拝前後に立ち寄ることで、諏訪信仰と土地文化の一端を体感できる空間である。
諏訪姫
上社本宮
交通アクセス
【バス】
- 「上諏訪駅」下車、徒歩で「中町」バス停から、かりんちゃんバスで約25分、「神社前」下車
- 中央自動車道「諏訪IC」から約2.3km
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(この項おわり)
