
卑弥呼(安田靫彦,1968年)
248年頃、狗奴との戦いの最中に卑弥呼が死去し、男王が後継に立てられたが混乱を抑えることができず、「壹與」(壱与)または「臺與」(台与)が女王になることで収まったという。

邪馬台国と後のヤマト王権の関係ははっきりしておらず、邪馬台国の位置についても諸説ある。

邪馬台国と後のヤマト王権の関係ははっきりしておらず、邪馬台国の位置についても諸説ある。
この時代の世界
参考書籍
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現代語訳 魏志倭人伝 | ||
著者 | 松尾光 | ||
出版社 | KADOKAWA | ||
サイズ | 文庫 | ||
発売日 | 2014年06月 | ||
価格 | 864円(税込) | ||
ISBN | 9784046004031 | ||
三世紀の倭国の情勢と邪馬台国の女王卑弥呼の存在を記録した「魏志倭人伝」の原文に、書き下し文・現代語訳・註を完備した永久保存版。さらに、その他の「中国正史」である『漢書』『後漢書』『宋書』『隋書』『旧唐書』『新唐書』から倭国・日本の国情を描いた記述をすべて抜き出し、同じ構成で解説した。参考資料として、「高句麗広開土王碑文」「祢軍墓誌」「井真成墓誌」を併載し、古代日本を知るための中国関係資料を集成した待望の書。 | |||
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倭人伝を読みなおす | ||
著者 | 森浩一 | ||
出版社 | 筑摩書房 | ||
サイズ | 新書 | ||
発売日 | 2010年08月 | ||
価格 | 820円(税込) | ||
ISBN | 9784480065582 | ||
古代史の一級資料「倭人伝」。邪馬台国や卑弥呼への興味から言及されることの多い文章だが、それだけの関心で読むのは、あまりにもったいない。正確な読みと想像力で見えてくるのは、対馬、奴国、狗奴国、投馬国…などの活気ある国々。開けた都市、文字の使用、機敏な外交。さらには、魏や帯方郡などの思惑と情勢。在りし日の倭の姿を生き生きとよみがえらせて、読者を古代のロマンと学問の楽しみに誘う。 | |||
(この項おわり)
また、卑弥呼は魏に使節を派遣し、親魏倭王の封号を得た。