iOS | |
---|---|
対応機種 |
iPhone 6s以降 iPod touch (第7世代) |
公式サイト | https://www.apple.com/jp/ios/ios-14/ |
最新バージョン | 14.3(2020-12-14) |
iPhone 7 から耐水・防塵のIP67等級に適合したが、ヘッドフォンジャックがなくなった。付属ヘッドフォンはLigtningに挿すものだが、一般的なヘッドフォンを利用するには変換アダプタを購入しなければならない。
ACアダプタ、Ligtning ケーブル、各種アプリケーションは、iPhone 6s 時代の資産をそのまま引き継げる。
ACアダプタ、Ligtning ケーブル、各種アプリケーションは、iPhone 6s 時代の資産をそのまま引き継げる。
iPhone 7 から、ホームボタンが感圧式に変わった。物理的なボタンスイッチではなく、タッチセンサーが圧力を感知し、Taptic Engine と呼ばれる小型モーターが振動し、ホームボタンを押したような感触を指先にフィードバックするもの。
最初は反応速度が早く違和感があったが、すぐに慣れた。「設定 > 一般 > ホームボタン」から振動の強さを3段階に調節できる。
最初は反応速度が早く違和感があったが、すぐに慣れた。「設定 > 一般 > ホームボタン」から振動の強さを3段階に調節できる。
保護ガラスとケース
液晶面の保護には、MSソリューションズの GLASS PREMIUM FILM(LP-I7SFGFBK)を購入した。後述するケースが覆う範囲が狭まるので、前面すべてを覆うタイプを選択した。
厚さは0.33mmで、ホームボタンのタッチに影響することはない。
厚さは0.33mmで、ホームボタンのタッチに影響することはない。
ケースは、背面カバー型のイングレム INA-P14AB を購入した。Qi 充電を使うことを想定し、対応しているカバーを選んだ。ガラス製やポリカーボネート製のカバーは対応しているが、金属が含まれていたり、凹凸があり充電器に密着できないもの、ポケットが付いているなど厚手の手帳ケースは対応していないようだ。
背面カバーの厚みで、背面カメラのレンズの出っ張りを相殺している。
最近のスマホケースは手帳型が流行のようだが、オジサンは電話する機会が多いので、手帳型は避けた。
背面カバーの厚みで、背面カメラのレンズの出っ張りを相殺している。
最近のスマホケースは手帳型が流行のようだが、オジサンは電話する機会が多いので、手帳型は避けた。
ヘッドフォン
慣れの問題もあるだろうが、付属品の EarPods は耳にフィットしないし、音質もおとなしめなので、常用している優先ヘッドフォン(カナル型)を使いたい。
前述の通り、現行品にはLightningから3.5mmヘッドフォンジャックへ変換するアダプタが付属されておらず、別売品を買うことに。
前述の通り、現行品にはLightningから3.5mmヘッドフォンジャックへ変換するアダプタが付属されておらず、別売品を買うことに。
Lightningはアナログ出力を持っていないので、変換ケーブル内にDACを搭載しているはずで、メーカーによる音質の違いを懸念し、Apple純正の Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを購入した。安いし小さい。ただ、作りが華奢で、経年劣化によって断線する予感はする。消耗品として割り切ろう。
背面カメラ
背面カメラの性能が素晴らしい。とくに暗いところでの撮影に威力を発揮する。
画素数は iPhone 6s と同じ1200万画素だが、レンズがF2.2から1.8と明るくなったことに加え、センサー性能が向上し、そしておそらくはA11 Bionicのパワーで画像処理をすることで、夜間でも被写体のディテールを描き出している。
動画撮影は4K/60fpsに対応している。
画素数は iPhone 6s と同じ1200万画素だが、レンズがF2.2から1.8と明るくなったことに加え、センサー性能が向上し、そしておそらくはA11 Bionicのパワーで画像処理をすることで、夜間でも被写体のディテールを描き出している。
動画撮影は4K/60fpsに対応している。
左のように、ガラスへの映り込みまで撮影できている。
iPhone特有の平滑化ノイズも減っている。
iPhone特有の平滑化ノイズも減っている。
iOS 14
2020年(令和2年)9月17日、iOS 14 の配信が始まった。対応機種は、iPhone SE(初代)やiPhone 6s以降。
iOS 14 ではホーム画面の使い勝手が変わった。
インストールしたアプリをカテゴリーごとに自動で整理できる Appライブラリ が加わった。ホーム画面を編集モードにしてページドットをタップするとページが一覧表示され、そこから不要なページをタップして非表示にすることもできる。
ウィジェット がホーム画面上に配置できるようになった。アプリにもよるが、置けるウィジェットのサイズも変更できる。
電話などの着信画面やSiriの表示領域がコンパクトになり、直前まで使っていたアプリの表示が隠れることなくチェックできるようになった。
翻訳アプリが搭載され、本体を横向きにしてマイクアイコンをタップすると互いの話す言葉をリアルタイムで翻訳してくれる。
iOS 14 ではホーム画面の使い勝手が変わった。
インストールしたアプリをカテゴリーごとに自動で整理できる Appライブラリ が加わった。ホーム画面を編集モードにしてページドットをタップするとページが一覧表示され、そこから不要なページをタップして非表示にすることもできる。
ウィジェット がホーム画面上に配置できるようになった。アプリにもよるが、置けるウィジェットのサイズも変更できる。
電話などの着信画面やSiriの表示領域がコンパクトになり、直前まで使っていたアプリの表示が隠れることなくチェックできるようになった。
翻訳アプリが搭載され、本体を横向きにしてマイクアイコンをタップすると互いの話す言葉をリアルタイムで翻訳してくれる。
iPhone 8/6s/5s の比較
種別 | iPhone 8 | iPhone 6s | iPhone 5s |
---|---|---|---|
容量 | 64GB / 256GB | 16GB / 64GB / 128GB | 16GB / 32GB / 64GB |
ディスプレイ | 4.7インチ 1,334 x 750ピクセル(326ppi) 1,400:1コントラスト比 |
4.7インチ 1,334 x 750ピクセル(326ppi) 1,400:1コントラスト比 |
4インチ 1,136 x 640ピクセル(326ppi) 800:1コントラスト比(標準) |
サイズ | 138.4×67.3×7.3mm | 138.3×67.1×7.1mm | 123.8×58.6×7.6mm |
重量 | 148グラム | 143グラム | 112グラム |
CPU | A11 Bionic Neural Engine |
A9 | A7 |
GPU | PowerVR GT7600 | PowerVR G6430 | |
背面カメラ | 12Mピクセル | 12Mピクセル | 8Mピクセル |
前面カメラ | 7Mピクセル | 5Mピクセル | 1.2Mピクセル |
通信速度 | 4G LTE-Advanced (最大300Mbps) |
4G LTE-Advanced (最大300Mbps) |
4G LTE (最大150Mbps) |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(最大866Mbps) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(最大866Mbps) | IEEE 802.11 a/b/g/n(最大300Mbps) |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 | 4.0 |
Touch ID | 第2世代 | 第2世代 | 第1世代 |
連続通話時間 | 3Gで最大14時間 | 3Gで最大14時間 | 3Gで最大10時間 |
インターネット利用 | Wi-Fiで最大12 時間 | Wi-Fiで最大11時間 | Wi-Fiで最大10時間 |
センサー | 3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、気圧計 | 3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、気圧計 | 3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー |
(この項おわり)
データ移行は、iPhone 5sから6sの時と同じ手順でいける。電話やメッセージの履歴からパスワードや電子証明書まで、すべて移行できる。
外観やサイズ、重量は iPhone 6s とほとんど同じ。背面はガラスになった。
インターフェースの種類や配置は iPhone 6s とほぼ同じだが、後述の通り、ヘッドフォンジャックが無くなった。
カメラ機能が強化されたためか、レンズ位置が微妙に違っており、ケースを流用することはできない。