明石市立天文科学館と人丸前駅は日本標準時子午線の上に建つ

2014年8月15日 撮影
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
明石市立天文科学館(兵庫県明石市人丸町2-6)は、日本標準時子午線(東経135 度)の真上に建つ天文科学館である。1960 年(昭和 35 年)6 月 10 日に開館し、現存する天文科学館の中では最も古い。塔時計の上部にある巨大な時計盤は、正確な日本標準時を刻んでいる。
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(2560×2835 ピクセル, 4133 Kbyte)
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
1995 年(平成 7 年)1 月 17 日の阪神淡路大震災では、天体望遠鏡が転倒し、塔時計は午前 5 時 46 分の地震発生時刻指したまま止まってしまった。
その後、復旧工事が行われ、1998 年(平成 10 年)3 月 15 日、3 年 2 ヶ月ぶりにリニューアルオープンした。

現在の塔時計は 3 代目で、文字盤の直系 6.2m、長針の長さ 3.2m、短針の長さ 2.2m、地上からの高さは 47.5m ある。
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
4階の展示室「時のギャラリー」には、塔時計を制御している親時計がある。
親時計は、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)のテレホン JJY から電話回線で時刻情報を受信し、自動的に補正している。精度は±1/100秒以下という。

塔時計と親時計はセイコーが寄贈したものだ。
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(822×1280 ピクセル, 864 Kbyte)
明石ダコ - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
入口を入ると、明石ダコが迎えてくれる。昼食に食べた明石焼きの原材料だ。
宇宙メダカ - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
明石ダコの近くには、1994 年(平成 6 年)7 月のスペースシャトル「コロンビア号」で向井千秋宇宙飛行士と旅をした宇宙メダカの子孫が泳いでいる。
天文ギャラリー - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
3階は展示室になっており、天文・宇宙や自国に関して学ぶことができる。

写真は構成の一生を示す H-R 図(ヘルツシュプルング・ラッセル図)であるが、なかなかきれいなデザインだ。
天文ギャラリー - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
小惑星探査機はやぶさの 50 分の 1 模型や、小惑星イトカワの 2000 分の 1 模型が展示されている。

はやぶさのプロジェクトマネージャを務めた[川口淳一郎のサインが展示されている。
天文ギャラリー - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(1280×1063 ピクセル, 1360 Kbyte)
赤道環型日時計 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
4階はテラスになっていて、さまざまな形の日時計が設置されている。

写真は赤道環型日時計。目盛りが等間隔なので設計は易しいが、曲がった面を正しい形に仕上げるのは難しい。
多面体日時計 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
こちらは多面体日時計。水平型、垂直型、赤道環型、極型、正午計が合わさった日時計である。
正午計の目盛りの形は、太陽高度の季節変化と均時差に対応してアナレンマという8の字形になっている。
日時計広場 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
こぱふぅも日時計になる!
惑星の大きさ比べ - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
地球を直径 65cm(2000 万分の 1)の球にした時の、太陽他惑星の大きさが比べられる模型がある。木星、土星、太陽は大きすぎるので、床に描かれている。
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
塔時計の 13階・ 14階は展望室になっており、エレベーターが 1 つと螺旋階段が 2 つある。螺旋階段の内部には全天星座が描かれている。
明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
展望室に床には東経135 度の日本標準時子午線が引かれている。
明石海峡大橋 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
展望室からは 360 度のパノラマを楽しむことができる。
南東 4km 先には、明石海峡大橋がある。
明石海峡大橋 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(1920×1080 ピクセル, 1285 Kbyte)
明石海峡大橋 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
こちらは、4階の日時計広場から見た明石海峡大橋。
手前に、JR 山陽本線と山陽電鉄本線が走っている。
明石海峡大橋 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(2557×1108 ピクセル, 1568 Kbyte)
漏刻 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
1階入口の外には、東経135 度の日本標準時子午線の上に漏刻 (ろうこく) が設置されている。

明石市立天文科学館は、1960 年(昭和 35 年)の「時の記念日」(6 月 10 日)に開館した。時の記念日は天智天皇が 671 年 6 月 10 日に人々に時を知らせたことに由来している。この時に使われたのが漏刻と呼ばれる水時計だ。
複数の水槽が管で繋がっており、一定量の水が順番に下っていく。一番下の水槽の水面の目盛りを読んで時刻を知ることができる。
日本標準時子午線 - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
漏刻から南へ日本標準時子午線が延びている。
トケイソウ - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)
明石市立天文科学館の外庭にはトケイソウが咲いていた。
トケイソウ - 明石市立天文科学館(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(1920×1080 ピクセル, 1651 Kbyte)
夕焼けパンダ
毎年、3 月 1 日と、10 月 12 日の年 2 回、約 1.4 キロ西にある電波塔の奥に沈む夕日がパンダのように見える「夕焼けパンダ」が観測できる。長尾高明館長(60)が 2013 年(平成 25 年)10 月、夕日を撮影中に偶然発見した。

人丸前駅

人丸前駅(日本標準時子午線)
明石市立天文科学館を出て、山陽電気鉄道本線の人丸前駅へ向かう。無人駅である。
人丸前駅(日本標準時子午線)
ホームはひとつだけで、西寄りの部分を日本標準時子午線が貫いている。
人丸前駅(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 3453 Kbyte)
人丸前駅(日本標準時子午線)


人丸前駅(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 3095 Kbyte)
人丸前駅(日本標準時子午線)
山陽電気鉄道本線のすぐ北側には JR 山陽本線が走っている。
人丸前駅(日本標準時子午線)の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 2818 Kbyte)
日本標準時 関連

交通アクセス

【鉄道】
  • 山陽電鉄「人丸前駅」から徒歩約 3 分
  • JR 明石駅から徒歩約 15 分
【自動車】
  • 第二神明道路「大蔵谷I.C.」から南西へ約 3Km
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:明石市立天文科学館

この付近でネットができる宿

(この項おわり)
header