三峯神社の氣は強く厳しい

2019年5月1日 撮影
拝殿 - 三峯神社
三峯 (みつみね) 神社(埼玉県秩父市三峰298-1)は秩父の山奥、標高1,100メートルの高さにあり、神仏習合時代の修験道の霊場だ。秩父神社宝登山 (ほどさん) 神社とならぶ秩父三社の一社である。
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オオカミ狛犬 - 三峯神社
江戸時代より、獣から農作物を守り、盗賊による災難から身を護る神の使いとして、オオカミが守護神として崇められてきた。狛犬の代わりにオオカミが鎮座している。

西暦50年頃、景行天皇が国を平和になさろうとして、皇子・日本武尊 (ヤマトタケルノミコト) を東国に遣わされた。尊は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中、この山に登り、お宮を造営し、伊弉諾尊 (イザナギノミコト) 伊弉册尊 (イザナミノミコト) の2神を祀ったと伝えられている。
参道 - 三峯神社
秩父鉄道三峰口駅から歩いて山道を登ると、3時間ほどかかる。秩父宮記念植林されたものを含め、鬱蒼としたスギ林が続く。

くだって聖武天皇の時代、国中に悪病が流行したことから、天皇は諸国の神社に病気の平癒を祈られた。三峯宮にも勅使が遺わされ、「大明神」の神号を奉られた。
文武天皇の時、役小角 (えんのおづぬ) が伊豆から三峯山に往来して修行したという。このころから修験道が始まった。
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拝殿 - 三峯神社
拝殿は1800年(寛政12年)に建立された極彩色の荘厳な社殿で、1962年(昭和37年)に改修された。正面に掲げた大額は有栖川宮一品親王殿下の御染筆である。社殿には、全てに意味のある見事な装飾が施されている。
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拝殿 - 三峯神社
社殿に彫られた龍のような生き物は、蜃気楼を出して人々に幻を見せるという (しん) と呼ばれ、ここが神界と現実世界が交わる場所であることを表している。
拝殿の内部の格天井には奥秩父の花木百数十種が描かれ、左右脇障子に竹林七賢人の透彫がある。
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御神木 - 三峯神社
社殿の左右に注連縄が施された杉の大木は、鎌倉時代、畠山重忠が奉献した御神木で、樹齢800年(延暦19年)と推定されている。
御神木から発するは活力そのものとされている。拝殿参拝後、深呼吸をして御神木に手を付けてお祈りすると、をいただくことができる。
社務所では、三峯神社の御神木を内符に入れてお守りにした氣守が頒布されている。

ただし、このは強く厳しいものなので、強い心をもって人生を進んでいる方向けである。心が弱っていたり迷っているときは、他の優しいの神社を参拝するといいだろう。
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三峯神社
夫婦神の伊弉諾尊・伊弉册尊を祀っていることから、夫婦和合の御利益があるとされる。また、守護神であるオオカミは厄を除けることから、厄除けの御利益もあるとされる。
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伊勢神宮 - 三峯神社
ゆかりのある神社として、小さな伊勢神宮が設けられている。
摂社 - 三峯神社
摂社として、月読神社、猿田彦神社、塞神社、鎮火神社、厳島神社、杵築神社、琴平神社、屋船神社、稲荷神社、浅間神社、菅原神社、諏訪神社、金鑚神社、安房神社、御井神社、祓戸神社がすらりと並んでいる。
日本武尊の銅像 - 三峯神社
境内には、創建者とされる日本武尊の銅像がある。本体は高さ5.2メートル、台座を含めると地面から15メートルの高さを誇る。
周囲には野口雨情、斉藤茂吉らの歌碑がある。
随身門 - 三峯神社
随身門 (ずいしんもん) は、1691年(元禄4年)に建立されたもので、昔の仁王門にあたる。明治に入り、仁王像は鴻巣の勝願寺へ移設された。
1965年(昭和40年)に改修。扁額は増山雪齋の筆跡である。
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三ツ鳥居 - 三峯神社
境内の入口にある三ツ鳥居は、神型鳥居を3つ組み合わせた珍しい鳥居である。

交通アクセス

【鉄道+バス】
  • 西武秩父駅から三峯神社行き急行バスで約1時間30分。
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参考サイト

近隣の情報

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(この項おわり)
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