敦賀赤レンガ倉庫(福井県敦賀市金ヶ崎町4-1)は、1905年(明治38年)にニューヨーク・スタンダード石油会社が石油倉庫として建設した。2015年(平成27年)に観光資源として再整備し、南棟がレストラン館、北棟がジオラマ館、南側の敷地がオープンガーデンとなっている。
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1枚の切符で、東京からパリまで行くことができた。当時、日本からヨーロッパへの船旅は1ヶ月を要していたが、欧亜国際連絡列車を利用すれば17日でベリルンにつくことができた。
日本が初めて夏季オリンピックに参加した1912年(明治45年)のストックホルム・オリンピックでは、金栗四三が率いる日本選手団が欧亜国際連絡列車に乗った。
第二次世界大戦開戦から1940年(昭和15年)、リトアニア領事代理であった杉原千畝が発給した命のビザを持ったユダヤ人難民が欧亜国際連絡列車に乗って続々と敦賀に上陸した。敦賀の人たちは銭湯を無料開放したり、りんごなどの果物を無償で提供したりと、難民を温かく迎えた。
しかし、戦争の激化に伴い、欧亜国際連絡列車は1941年(昭和16年)に運行中断した。
第二次世界大戦開戦から1940年(昭和15年)、リトアニア領事代理であった杉原千畝が発給した命のビザを持ったユダヤ人難民が欧亜国際連絡列車に乗って続々と敦賀に上陸した。敦賀の人たちは銭湯を無料開放したり、りんごなどの果物を無償で提供したりと、難民を温かく迎えた。
しかし、戦争の激化に伴い、欧亜国際連絡列車は1941年(昭和16年)に運行中断した。
館内には、線路、信号機、投光機、通票閉塞機といった実物資料や鉄道模型、映像やパネルによる展示が行われている。
1882年(明治15年)3月に開業した北陸線・敦賀~敦賀港(通称 敦賀港線)2.7kmは、戦後も貨物の運搬に利用されていたが、トラック運送の波に呑まれ、JR貨物はを2019年(平成31年)4月1日に廃止し、137年の歴史に幕を引いた。
1882年(明治15年)3月に開業した北陸線・敦賀~敦賀港(通称 敦賀港線)2.7kmは、戦後も貨物の運搬に利用されていたが、トラック運送の波に呑まれ、JR貨物はを2019年(平成31年)4月1日に廃止し、137年の歴史に幕を引いた。
2012年(平成24年)7月25日、JR西日本は「サロンカーなにわ」を使って大阪から敦賀へ向けて「欧亜国際連絡列車 100周年記念号」を運行した。
敦賀港は、敦賀湾の奥深くにある湾で、琵琶湖より波が少ないと言われるほど穏やかである。また、陸側に海が入り込んでおり、検疫や入国審査を行いやすく、古代から日本の玄関口として利用されてきた。
氣比神宮の大鳥居は、元々は北側を向いていたが、これは大陸からの使者を受け入れるためだったと考えられている。
江戸時代に入ると、北海道と大阪を結ぶ北前船が多く行き交った。敦賀は、消費地である大阪や京都へ陸路でアクセスしやすかったことから、北海道の昆布が敦賀で荷下ろしされるようになった。
幕末になり下関戦争が起きるなどして、下関から瀬戸内海を経由して大阪へ向かう海路のリスクが高まると、疋田船川が開削され、琵琶湖を経由して、京都へ物資を輸送した。
氣比神宮の大鳥居は、元々は北側を向いていたが、これは大陸からの使者を受け入れるためだったと考えられている。
江戸時代に入ると、北海道と大阪を結ぶ北前船が多く行き交った。敦賀は、消費地である大阪や京都へ陸路でアクセスしやすかったことから、北海道の昆布が敦賀で荷下ろしされるようになった。
幕末になり下関戦争が起きるなどして、下関から瀬戸内海を経由して大阪へ向かう海路のリスクが高まると、疋田船川が開削され、琵琶湖を経由して、京都へ物資を輸送した。
参考サイト
近隣の情報
- 敦賀赤レンガ倉庫〜敦賀鉄道資料館〜敦賀港:ぱふぅ家のホームページ
- 美浜原子力PRセンター・敦賀原子力館:ぱふぅ家のホームページ
- 働く車60台超集合(2022年5月29日)
- 北陸たからもの(2022年2月6日)
- 古写真で振り返る展示(2021年8月28日)
- コロナ終息願い「安寧」の書を奉納(2021年2月17日)
- 敦賀・金崎宮での「花換まつり」、福娘を募集(2020年2月16日)
- 並木道に映える赤と黄のグラデーション(2019年12月5日)
- マツを元気に、市民が松葉かき(2019年11月14日)
- 北前船主の館・右近家模型や船名板など展示(2019年10月31日)
- 「すっきりきれいに」公園に展示のSLを清掃(2019年6月22日)
- 「花換まつり」の福娘を募集 敦賀観光協会(2019年1月21日)
- 中世の古文書でたどる西福寺と敦賀の歴史(2018年11月14日)
- 華麗な山車・みこし 9月1?4日に敦賀まつり(2018年9月2日)
- 雨にも負けず、敦賀で大花火大会 大音響と共に13,000発(2014年8月18日)
(この項おわり)