西暦320年 - チャンドラグプタ1世が即位

グプタ朝は550年頃まで続く
チャンドラグプタ1世
チャンドラグプタ1世は、クシャーナ朝の衰退後に、マガンダ国(マガダ国)のあった現在のビハール州で台頭。ガンジス川中流域を征服し北インドを統一してパータリプトラを首都にグプタ朝を建国し、マハーラージャーディラージャ(諸王の中の大王)を称する。320年をグプタ紀元に制定し、以後北インドで暦として使用される。

マガダの地は、かつてマウリヤ朝を建てたチャンドラグプタが基盤とした土地であるが、チャンドラグプタとチャンドラグプタ1世の間に血縁関係はない。
グプタ朝ではヒンドゥー教を国教とし、民衆にヒンドゥー教が根を下ろしていく。
ナーランダ僧院が建設されるなど他の宗教が迫害されることはなかったが、この時代から仏教は衰退に転じた。

グプタ朝では、商業、金融業、手工業が盛んであった。ビザンツ帝国やサーサーン朝、アクスム王国などとの交易が盛んに行われた。
グプタ朝では金貨が盛んに鋳造されたほか、銀貨・銅貨も発行された。

グプタ朝は550年頃まで続く。

この時代の世界

225 275 325 375 425 475 320 チャンドラグプタ1世が即位 290 335 チャンドラグプタ1世 370 414 チャンドラグプタ2世 248 卑弥呼が死去 265 晋の成立 236 290 司馬炎 290 司馬衷 276 322 司馬睿 307 365 王義之 304 439 五胡十六国時代 325 ニケーア公会議 272 337 コンスタンティヌス1世 317 361 コンスタンティヌス2世 313 ミラノ勅令 347 395 テオドシウス1世 375 ゲルマン民族の大移動はじまる 395 ローマ帝国の分裂 360 聖ソフィア大聖堂の建立 Tooltip
(この項おわり)
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