西暦987年 - フランス王国の成立

カロリング朝フランク王国をカペー朝が継承
ユーグ・カペー
987年、西フランク王国の国王ルイ5世が急死したことでカロリング朝が途絶えると、フランス大司教アダルベロンの主導により、ロベール家のユーグ・カペーが国王に選出された。
これをもってフランス王国が開始されたとされており、以後、ヴァロワ朝、ブルボン朝へと交替し、フランス革命まで続く。
ユーグ・カペーは、956年にユーグ大公が没したためロベール家の家長となったが、まだ少年だったので、伯父のケルン大司教ブルーノが後見した。960年にフランク公になった。しかし、まだ若かったために離反が相次ぎ、領地の多くを失った。
987年、ルイ5世が急死すると、ランス大司教アダルベロンが聖俗大諸侯会議を主導し、「王位は世襲ではなく気品と英知で選ばれるべき」として次期フランス王にカペーを推薦した。カペーはルイ4世の息子シャルル1世を退け、戴冠した。

ユーグ・ジャペーは多くの子孫を残した。カペー朝、ヴァロワ朝、ブルボン朝、8月王政の国王は、カペーの子孫である。

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