新橋駅汐留口には鉄道唱歌の碑がある

2001年10月6日 撮影
新橋駅汐留口
新橋駅(東京都港区新橋2丁目)は、1872年(明治5年)10月14日、日本初の鉄道が新橋~横浜間に正式開業した。このときの新橋駅は、旧・汐留駅の場所であった。また、横浜駅は現在の桜木町駅である。なお、これに先立つ6月12日に、品川~横浜間は仮開業していた。
1889年(明治22年)7月1日には東海道本線が神戸まで全通し、新橋駅は東京側のターミナル駅として重要な役目を担うことになった。
鉄道唱歌の碑-新橋駅
新橋駅汐留口には鉄道唱歌の碑がある。1957年(昭和32年)10月、鉄道開通85周年、鉄道唱歌の作詞者、大和田建樹生誕100周年を記念して建てられたものである。
「♪汽笛一声新橋を~」で有名な鉄道唱歌は、1900年(明治33年)に発表された。
作詞者の大和田建樹(おおわだ・たけき、1857~1910年)が、実際に見聞した場所を中心に、「東海道」「山陽・九州」「奥州線・磐城線」「北陸地方」「関西・参宮・南海各線」の全5集334番からなる。

元々は、子供の地理の学習のために作られた「地理教育鐵道唱歌」で、その膨大な詞の中に沿線の地理や歴史、民話や伝説、名産品が紹介されている。1987年(昭和62年)に「石坂まさを一人旅して─全国我が町音頭」(3355番)が登場するまで、日本で一番長い歌だった。

新橋駅が現在の位置に移転するのは、1909年(明治42年)12月16日のことである。

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(この項おわり)
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