
栗津稲生神社(島根県出雲市平野町921)は、参道の途中を一畑電車の線路が横切る珍しい神社だ。漢字表記は「稻生」と書くのが正式。
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現在の本殿は1819年(文政2年)の造営になるもので、1989年(昭和64年)に現在の場所に遷された。
遠くから見ると、稲穂の中に赤い鳥居が並んでいる。
遠くから見ると、稲穂の中に赤い鳥居が並んでいる。

鳥居の列の中を一畑電車が通り過ぎてゆく。

栗津稲生神社は、伏見稲荷神社の分社として創立されたと伝えられている。
御祭神は、倉稻魂神、稚産霊神、有氣持神とマイナーどころが並ぶが、江戸時代には五穀豊穣・商売繁盛の守護神として信仰を集めていた。
御祭神は、倉稻魂神、稚産霊神、有氣持神とマイナーどころが並ぶが、江戸時代には五穀豊穣・商売繁盛の守護神として信仰を集めていた。

1809年(文化6年)に伏見の本宮より「正一位稻生大明神」の称号を授与された。
稲荷神社は全国に3万あまりあるが、「稻生」の文字を当てているのは全国で20数社という。
稲荷神社は全国に3万あまりあるが、「稻生」の文字を当てているのは全国で20数社という。

鳥居と本殿の間に線路があるが、遮断機はない。

本殿には一畑電車の石柱がある。

本殿から鳥居を振り返ったところ、
交通アクセス

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(この項おわり)