海岸が崖のように切り立った白米地区では、地すべりが起きやすい高い土手をなくすため、斜面を何段にも分けて利用した結果、このように細かい千枚田が出来上がったと言われている。
能登ひかりとコシヒカリが作られているが、耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業で行っている。
毎年4月末頃から棚田に水が引かれはじめ、5月のはじめに田植えが始まる。棚田の水面に映る空は鏡のように輝く。
夏には、稲の瑞々しい緑と日本海の青のコントラストや、夕日に染まる棚田が絶景だ。
夏には、稲の瑞々しい緑と日本海の青のコントラストや、夕日に染まる棚田が絶景だ。
元々が地滑りでできた軟弱地盤であるため、地下水を汲み上げて海へ流す井戸が各所に設置されている。それでも年間数cmのレベルで地盤が動いているという。
この千枚田を見下ろす所に「道の駅・千枚田ポケットパーク」(石川県輪島市白米町八部99-5)があり、レストハウスには特産品や民芸品の販売やトイレがある。
丸型ポストが設置されている。
1945年(昭和20年)に終戦を迎え、物資の入手が軌道に乗るようになった1949年(昭和24年)から新しい鉄製ポストとして実用化されたのが「郵便差出箱1号丸型」、いわゆる「丸型ポスト」である。われわれの世代には懐かしいポストだ。
丸型ポストが設置されている。
1945年(昭和20年)に終戦を迎え、物資の入手が軌道に乗るようになった1949年(昭和24年)から新しい鉄製ポストとして実用化されたのが「郵便差出箱1号丸型」、いわゆる「丸型ポスト」である。われわれの世代には懐かしいポストだ。
ツイートから
こんだけ苦労しても下の方、潮風かぶって枯れたりとかあったそうでな。 https://t.co/5YyQyn700W
— НIШIХАТА Осахiро (@_Osahiro) 2017年8月23日
交通アクセス
【鉄道+バス】
- 輪島駅から北陸奥能登バスで約20分、「白米千枚田」下車
- 穴水駅から北鉄バスで約30分、北鉄バスに乗り約30分、「輪島駅前」で北陸奥能登バスに乗り換え約20分、「白米千枚田」下車
参考サイト
- 白米千枚田
- 道の駅・千枚田ポケットパーク
- 愛耕会:Instagram
- あぜのきらめき:石川県観光連盟
近隣の情報
- 白米千枚田には1,004枚の棚田:ぱふぅ家のホームページ
- 上時国家は平家の子孫:ぱふぅ家のホームページ
- 窓岩は日本海の荒波が作り出した奇岩:ぱふぅ家のホームページ
- 輪島市民大花火大会は1分間あたりの花火の平均打上数が日本一:ぱふぅ家のホームページ
- 道の駅輪島は、かつての輪島駅:ぱふぅ家のホームページ
- 輪島朝市は平安時代から続く:ぱふぅ家のホームページ
- 鴨ヶ浦にはめずらしい海水プールがある:ぱふぅ家のホームページ
- 石川県輪島漆芸美術館は世界唯一の漆芸専門美術館:ぱふぅ家のホームページ
- 道の駅すず塩田村では手塩にかけた粗塩を実演販売:ぱふぅ家のホームページ
- のと里山空港(能登空港)はオンリーワン空港:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
2024年(令和6年)1月1月の能登半島地震で被災し、同年9月の記録的豪雨により数カ所で地滑りが起きた。