熊野大花火大会は、毎年8月17日、七里御浜海岸(三重県熊野市御浜町・紀宝町・鵜殿村)で打ち上げられる花火大会だ。打ち上げ数は約1万発。
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左上の写真は、三尺玉海上自爆と呼ばれ、海上に浮かべたイカダの上に乗せた250kgの三尺玉をその場で爆発させるもので、目の前で花火が直径600メートルの半円形に広がる。
お盆の初精霊供養に小さな花火を打ち上げ、その火の粉で灯籠焼を行ったのが始まりとされており、300年あまりの伝統を誇る花火大会だ。
三重県内1位の人気の花火大会で、毎年14万人の人出がある。
お盆の初精霊供養に小さな花火を打ち上げ、その火の粉で灯籠焼を行ったのが始まりとされており、300年あまりの伝統を誇る花火大会だ。
三重県内1位の人気の花火大会で、毎年14万人の人出がある。
フィナーレを飾る鬼ヶ城大自爆は、国の名勝天然記念物となっている鬼ヶ城という岩場、8号から二尺玉までの花火玉を直に置いてそのまま爆発させる豪快なもので、爆発音が岩場で共鳴し、その爆風と轟音は会場中を震撼させる。その体感震度は震度7にも達するという。
鬼ヶ城大自爆が登場したのは、1932年(昭和7年)のことである。
日中戦争が始まり、1937年(昭和12年)から花火大会を自粛し、、灯籠焼きだけが行われるようになった。復活するのは1946年(昭和21年)である。
1963年(昭和38年)から、現在と同じ8月17日開催になる。
1993年(平成5年)、三尺玉海上自爆が初めて打ち上げられる。
予約販売の有料枡席がある。定員5名の1枡が1万円、2名の半枡は6千円。チケットぴあなどネット購入できる。
日中戦争が始まり、1937年(昭和12年)から花火大会を自粛し、、灯籠焼きだけが行われるようになった。復活するのは1946年(昭和21年)である。
1963年(昭和38年)から、現在と同じ8月17日開催になる。
1993年(平成5年)、三尺玉海上自爆が初めて打ち上げられる。
予約販売の有料枡席がある。定員5名の1枡が1万円、2名の半枡は6千円。チケットぴあなどネット購入できる。
七里御浜海岸は浸食が進んでおり、保安距離の関係から、波打ち際での打ち上げが難しくなり、1994年(平成6年)からは、沖合いに停泊させた台船から打ち上げられるようになった。
熊野市の人口は1万7千人あまりであるが、その10倍近い観客が集まり、当日は街がパンクする。
交通アクセス
【鉄道】
- JR熊野市駅から徒歩15分
近隣の情報
- 熊野大花火大会は「自爆」が名物:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野速玉大社には千点を超える国宝:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野那智大社、青岸渡寺と那智の滝:ぱふぅ家のホームページ
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参考サイト
- 熊野大花火大会:熊野市観光協会
- 熊野大花火大会など紀伊半島周遊:三重県伊賀地域の情景
- 熊野大花火大会 呼び物「鬼ヶ城大仕掛け」復活:LUZの熊野古道案内
- 三重県熊野市熊野大花火大会活性化活動2017 が始まりました:IVUSA公式ブログ
- 熊野大花火大会:ちゃりけんのトレーニング日誌
(この項おわり)