赤城城趾は天空の城

2022年2月26日 撮影
主郭虎口 - 赤城城趾
主郭虎口
赤城城趾(三重県熊野市紀和町赤木)は、1588年(天正16年)頃に付近の北山一揆を取締るために、豊臣秀長の家臣であった藤堂高虎 (とうどう たかとら) が築城した平山城の跡だ。藤堂高虎は築城の名手とうたわれおり、築城当時の原形を残した城跡は全国でもまれで、国の史跡に指定されている。
主郭虎口 - 赤城城趾の大きな写真大きな写真
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写真は主郭の出入口となる虎口で、敵の侵入を防ぐために通路を何度も折り曲げた複雑な構造になっている。
西郭 - 赤城城趾
西郭
西郭は約80平方メートルと小さく、礎石建物や石組み遺構がある。この石組み遺構は食物などを貯蔵する施設か水溜ではないかと考えられている。
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赤城城趾
約800平方メートルの主郭には桜の木が植えられており、花見の名所として知られている。また、標高230メートルに位置し、朝もやに浮かぶ城壁は天空の城と呼ばれている。
主郭を中心として三方の尾根に郭(曲輪)群が設けられている。
赤城城趾の大きな写真大きな写真
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赤城城趾
テレビやインターネットで取り上げられたことで、2014年(平成26年)の訪問者は2,040人であったが、翌2015年(平成27年)には33,078人に急増した。注目される前は、湯ノ口温泉の入浴客が丸山千枚田を見物したついでに立ち寄る程度だったという。
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交通アクセス

【バス】
  • JR阿田和駅から:「平谷行き」バス乗車、「赤木」下車徒歩10分
  • JR熊野市駅から:「瀞流荘行き」バス乗車、「道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里」で「平谷行き」バスに乗り換え、「赤木」下車徒歩10分

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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