
主郭虎口
赤城城趾(三重県熊野市紀和町赤木)は、1588年(天正16年)頃に付近の北山一揆を取締るために、豊臣秀長の家臣であった藤堂高虎が築城した平山城の跡だ。藤堂高虎は築城の名手とうたわれおり、築城当時の原形を残した城跡は全国でもまれで、国の史跡に指定されている。
大きな写真

(1920×1280 ピクセル, 1276 Kbyte)
写真は主郭の出入口となる虎口で、敵の侵入を防ぐために通路を何度も折り曲げた複雑な構造になっている。

西郭
西郭は約80平方メートルと小さく、礎石建物や石組み遺構がある。この石組み遺構は食物などを貯蔵する施設か水溜ではないかと考えられている。

約800平方メートルの主郭には桜の木が植えられており、花見の名所として知られている。また、標高230メートルに位置し、朝もやに浮かぶ城壁は天空の城と呼ばれている。
主郭を中心として三方の尾根に郭(曲輪)群が設けられている。
主郭を中心として三方の尾根に郭(曲輪)群が設けられている。

交通アクセス
【バス】
- JR阿田和駅から:「平谷行き」バス乗車、「赤木」下車徒歩10分
- JR熊野市駅から:「瀞流荘行き」バス乗車、「道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里」で「平谷行き」バスに乗り換え、「赤木」下車徒歩10分
近隣の情報
- 赤城城趾は天空の城:ぱふぅ家のホームページ
- 丸山千枚田は日本一の規模を誇る棚田:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野市紀和鉱山資料館で紀州鉱山の歴史を学ぶ:ぱふぅ家のホームページ
- 鉱山トロッコ電車は紀州鉱山鉄道の廃線跡を利用:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野大花火大会は「自爆」が名物:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野本宮大社と3人の巫女さんキャラ:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野速玉大社には千点を超える国宝:ぱふぅ家のホームページ
- 野猿は人力ロープウェイ:ぱふぅ家のホームページ
- 熊野那智大社、青岸渡寺と那智の滝:ぱふぅ家のホームページ
- 谷瀬の吊り橋は両岸の住民が資金を出し合い建設:ぱふぅ家のホームページ
- 世界遺産、竹あかりで幻想的に(2024年12月28日)
- 村の「ツチノコ共和国」復活の時(2024年8月22日)
- JR新宮駅で「銀河」の乗客を音楽で歓迎、近大新宮中高の吹奏楽部(2024年7月12日)
- 光を反射、うろこ模様を描く丸山千枚田(2023年6月1日)
- 時代を超えた厚い信仰、先人も歩いた聖なる山へ(2022年7月26日)
- 新緑と清流に囲まれ、こいのぼり70匹すいすい(2021年5月7日)
- コロナ禍でお燈まつりの神事(2021年2月14日)
- 健やかな成長願う肩車熊野本宮大社・湯登神事(2019年4月19日)
- 風呂で取り合う「仙人風呂かるた」(2019年1月23日)
- 勇壮に早船競漕熊野川で速玉大社御船祭(2018年10月21日)
- 海の大輪、夜空彩る熊野大花火(2018年8月18日)
- 熊野本宮大社に八咫烏風鈴(2018年7月26日)
- 飛び散る火の粉勇壮に(2018年7月21日)
- 北山村にカフェがオープン奈良出身の池田さん(2018年3月10日)
- 一足早い豆まき 那智勝浦・補陀洛山寺(2018年1月29日)
(この項おわり)