
2017年9月21日 撮影
出し平ダム(富山県黒部市宇奈月町黒部奥山国有林)は、1985年(昭和60年)に竣工した、黒部川水系の発電用ダムの中では最も新しい。堤高76.7メートル、堤頂長136.0メートル、総貯水量は900万m3である。
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2017年9月21日 撮影
ダム湖の堆砂を排出する排砂ゲートを備えた日本最初のダムでもある。
1991年(平成3年)12月に排砂放流試験が行われたが、予想に反して湖底に積もったヘドロが排出された。その後も繰り返し排砂放流が行われたが、黒部川河口周辺の漁業者などが漁業被害を起こしたとして、2002年(平成14年)12月、関西電力を相手取り排砂の差し止めと、排砂による損害の賠償を求める訴訟を起こした。
2011年(平成23年)4月、名古屋高裁で和解が成立し、排砂放流のタイミングや、宇奈月ダムとの連携排砂が行われるようになった。
1991年(平成3年)12月に排砂放流試験が行われたが、予想に反して湖底に積もったヘドロが排出された。その後も繰り返し排砂放流が行われたが、黒部川河口周辺の漁業者などが漁業被害を起こしたとして、2002年(平成14年)12月、関西電力を相手取り排砂の差し止めと、排砂による損害の賠償を求める訴訟を起こした。
2011年(平成23年)4月、名古屋高裁で和解が成立し、排砂放流のタイミングや、宇奈月ダムとの連携排砂が行われるようになった。

2017年9月21日 撮影
小屋平ダム(富山県黒部市宇奈月町黒部奥山国有林)は、1936年(昭和11年)に竣工した発電用ダムで、堤高54.5メートル、堤頂長119.7メートル、総貯水量は210万m3である。
建築家・山口文象がデザインしたが、ダムには近寄ることができず、トロッコ電車からわずかに上部が見えるだけである。
建築家・山口文象がデザインしたが、ダムには近寄ることができず、トロッコ電車からわずかに上部が見えるだけである。

2017年9月21日 撮影
黒部川第二発電所は、小屋平ダムから取水し、最大7万2,000kWを発電する。
手前の赤い鉄橋は目黒橋と呼ばれており、建物の直線的なデザインとは対照的な角を曲線としたデザインになっている。小屋平ダムと同じ山口文象のデザインになる。
手前の赤い鉄橋は目黒橋と呼ばれており、建物の直線的なデザインとは対照的な角を曲線としたデザインになっている。小屋平ダムと同じ山口文象のデザインになる。
交通アクセス

近隣の情報
- 欅平は黒部峡谷随一の観光スポット:ぱふぅ家のホームページ
- 宇奈月温泉はトロッコ列車の観光拠点:ぱふぅ家のホームページ
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- 宇奈月駅から新山彦橋、山彦遊歩道、宇奈月ダムへ:ぱふぅ家のホームページ
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- 宇奈月ダムに日本酒貯蔵 試飲会「まろやかな味」(2017年3月7日)
- 宇奈月温泉に掛け流しの総湯完成(2016年4月30日)
(この項おわり)