満濃池は日本最大の溜め池

2018年12月30日 撮影
満濃池
満濃池
満濃池 (まんのういけ) (香川県仲多度郡まんのう町)は、日本最大の溜め池で、周囲19.7km、面積 1.4km2、最深 31m、有効貯水量 1540万m3、灌漑面積 3680ha。
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満濃池
満濃池
干魃を防ぐため、大宝年間 (701~704年) に洪積層の浸食谷をせき止めてつくられた。
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満濃池
満濃池
818年(弘仁9年)に決壊し、築池使 (ちくちし) 路真人浜継 (みちのまひとはまつぐ) が復旧に着手したが、技術的な難易度が高く、人手も不足し、工事は難航した。821年(弘仁12年)、弘法大師空海が築池別当として派遣された。
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空海の銅像 - 満濃池
空海の銅像
高野山を開き、真言宗を確立した空海が故郷に戻ってくるということで、人々が集まり、まず人手不足が解消した。空海は唐で学んだ土木技術を駆使し、わずか3ヶ月で修築を完了させた。
朝廷は空海に富寿神宝2万を与え、空海は神野寺を池の畔に創建した。

満濃池は、その後も決壊と修築を繰り返したが、1184年(寿永3年)の決壊以降は放置されたままになっていた。1631年(寛永8年)、讃岐国 (さぬきのくに) の領主、生駒高俊 (いこま たかとし) の命により修築した。
明治時代に入り、三度の (かさ) 上げ工事が行われ、1959年(昭和34年)、現在の規模となった。
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天皇陛下行幸記念碑 - 満濃池
天皇陛下行幸記念碑
1950年(昭和25年)3月、昭和天皇は四国を巡行し、満濃池にも立ち寄られた。
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塩入駅
塩入駅
最寄り駅は土讃線(JR四国)の塩入駅 (しおいりえき) である。
1923年(大正12年)5月に開業した。現在の駅舎の建築時期は不明だが、1987年(昭和62年)4月、JRに移管されてから大幅に改装した。無人駅。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR琴平駅よりタクシーで約15分
  • 琴電「琴平駅」または「岡田駅」よりタクシーで約15分
【バス】
  • JR琴平駅前、ことでん「琴平駅」前より美合線(三角、落合橋、川奥行き)「まんのう公園口」バス停にて下車、徒歩約30分
【自動車】
  • 瀬戸中央自動車道「坂出I.C.」より車で約35分
  • 高松自動車道「善通寺I.C.」より車で約25分
  • 徳島自動車道「美馬I.C.」より車で約40分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

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満濃池 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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