大塔コスモ観測所はニュートリノ観測施設だった

2022年2月25日 撮影
大塔コスモ観測所
大塔コスモ観測所 (だいとうこすもかんそくじょ) (奈良県五條市大塔町阪本)は、宇宙からやって来るニュートリノとダークマター(暗黒物質)の質量を観測するための施設で、高感度の素粒子核分光器エレガントV号とVI号が設置されている。

五条駅と新宮駅を結ぶ計画だった五新線の一部として、1972年(昭和47年)に開通したものの使われることがなかった長さ5kmの鉄道トンネルを流用したもので、最大深度は約470メートルに達する。トンネル内を吹き抜ける比較的強い風のために相対的にラドン濃度が低く、カミオカンデよりも環境ノイズが低い。
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大塔コスモ観測所
2023年(令和5年)8月に閉鎖された。
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(この項おわり)
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