乗鞍岳で御来光を拝む

2022年月日 撮影
乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍岳 (のりくらだけ) 畳平バスターミナルから20分ほど登ったところにある大黒岳(標高2,772メートル)から御来光(日の出)を拝む。
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ご来光バス - 乗鞍岳で御来光を拝む
ご来光バス
乗鞍岳は全シーズンにわたりマイカー規制が行われている。
日の出の時刻に合わせ、ご来光バスが、長野県側は乗鞍高原観光センターから、岐阜県側はほおのき平バスターミナルから畳平まで運行している。いずれも約1時間の乗車時間。
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畳平 - 乗鞍岳で御来光を拝む
畳平
畳平バスターミナルに到着。標高2,702メートルで、日本一高いところにあるバスターミナルだ。
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バス停「乗鞍岳」 - 乗鞍岳で御来光を拝む
バス停「乗鞍岳」
畳平バスターミナルの1つ手前にあるバス停「乗鞍岳」は、さらに高い標高2,716メートルにある。日本一高いところにあるバス停だ。
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大黒岳 - 乗鞍岳で御来光を拝む
大黒岳
畳平バスターミナルから20分ほど登り、大黒岳(標高2,772メートル)に到着する。ここから、ご来光を拝む。

バスターミナルから歩いてすぐとはいえ、夏場でも都会の冬並みに気温が下がることがある。とくに早朝は気温が低くなる。服装・装備には十分に留意したい。気象情報によっては、無理して登らない方がいいだろう。
また、標高が3千メートル近く気圧も低く、高山病に注意したい。頭痛や気分が悪くなったら、無理をしないで下山しよう。
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大黒岳 - 乗鞍岳で御来光を拝む
大黒岳
日の出直前。雲海が広がっている。
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大黒岳 - 乗鞍岳で御来光を拝む
大黒岳
大黒岳からご来光を拝む人々。
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大黒岳から剣が峰を望む - 乗鞍岳で御来光を拝む
大黒岳から剣が峰を望む
大黒岳から剣が峰を望む。右側の摩利支天岳(標高2,876メートル)の頂上に見えるドームは、自然科学研究機構の乗鞍観測所(旧・乗鞍コロナ観測所)だ。
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鶴ヶ池 - 乗鞍岳で御来光を拝む
鶴ヶ池
鶴ヶ池は、畳平バスターミナルの前にある池で、水量の多い時期には鶴のように見えることから、この名が付いた。自然保護のため池畔には降りられないが、周囲の道路から池辺の高山植物が観察できる。1周約30分。
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乗鞍岳で御来光を拝む
岐阜県の奥飛騨温泉郷・平湯温泉から畳平を結ぶ14.4kmの山岳観光道路を乗鞍スカイライン(岐阜県道5号乗鞍公園線の一部)、長野県側の乗鞍高原から畳平を結ぶ道路を乗鞍エコーライン(長野県道84号乗鞍岳線の一部)と呼んでいる。
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不消ヶ池 - 乗鞍岳で御来光を拝む
不消ヶ池
不消ヶ池 (きえずがいけ) は、夏でも雪渓が池の近くに残っている。
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乗鞍大雪渓 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍大雪渓
乗鞍岳東斜面は積雪量が多く、夏場にも雪渓が残っている。
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剣が峰へ - 乗鞍岳で御来光を拝む
剣が峰へ
乗鞍岳の主峰、標高3,026メートル(日本で19番目に高い山)の剣が峰を目指す。畳平バスターミナルから約1時間半かかる。
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剣が峰へ - 乗鞍岳で御来光を拝む
剣が峰へ
乗鞍岳は、長野県松本市と岐阜県高山市の間にある剣が峰を主峰とする山々の総称で、飛騨山脈南部にあたる。剣が峰は、本州を太平洋側と日本海側に分ける分水界上の最高峰でもある。
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剣が峰へ - 乗鞍岳で御来光を拝む
剣が峰へ
乗鞍岳は比較的新しい活火山で、山頂部に噴気は見られない。最新の噴火は2000年前の恵比寿岳とされる。火山としては、富士山、御嶽山に次ぐ高さ。
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乗鞍岳頂上小屋 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍岳頂上小屋
剣が峰の頂上のすぐ近くには、自然観察ギャラリーや記念品の販売を行っている乗鞍岳頂上小屋がある。宿泊可能。
午後は霧や雷の発生率が高くなる。乗鞍岳登山の際は、遅くても15時までに頂上小屋に着くよう計画しよう。
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剣が峰 - 乗鞍岳で御来光を拝む
剣が峰
剣が峰から北アルプス方面を望む。眼下に乗鞍観測所のドームが見える。
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乗鞍本宮 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍本宮
乗鞍岳は、古代から信仰の山として崇められており、日本書記にも記述がある。、乗鞍大権現の神体山とされ、頂上には乗鞍本宮が鎮座している。
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乗鞍本宮 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍本宮
1181年(治承5年)に木曾義仲 (きそ よしなか) の家臣が飛騨国観察のために登山し、その際に社殿を建て神像を奉ったと伝えられ、神社は鞍ヶ嶺神社と呼ばれた。
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乗鞍本宮 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍本宮
江戸時代に入ると、修験道の円空上人が登拝した。信州側にある小さな朝日権現社の直下に岩窟があり、円空上人が参籠した場所だという。
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三角点 - 乗鞍岳で御来光を拝む
三角点
山頂にある三角点。
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ポテトチップス袋 - 乗鞍岳で御来光を拝む
ポテトチップス袋
お馴染みのポテトチップス袋→標高とポテトチップス袋の変化
山頂の気圧は694ヘクトパスカルで、標高ゼロメートル(1013.25ヘクトパスカル)の68%しかない。高山病に注意したい。
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権現池 - 乗鞍岳で御来光を拝む
権現池
権現池 (ごんげんいけ) は山頂直下の古い加工に水が溜まった火山湖だ。標高約2,840メートルに位置し、日本で2番目に高いところにある湖沼でもある。1位は御嶽山の二ノ池で、約2,905メートル。
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 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍観測所は、1949年(昭和24年)に東京大学東京天文台の付属施設として完成し、翌1950年(昭和25年)にコロナグラフが設置され、太陽のコロナ観測の拠点となった。老朽化のため、2009年(平成21年)10月に観測を終了し、コロナ観測は太陽観測衛星「ひので」にバトンタッチした。
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畳平 - 乗鞍岳で御来光を拝む
畳平
畳平に戻ってきた。
畳平バスターミナルの下には花畑があり、遊歩道が整備されており、登山をしなくても気軽に高山植物を見ることができる。
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鶴ヶ池 - 乗鞍岳で御来光を拝む
鶴ヶ池
6月下旬から7月上旬にはハクサンイチゲが、8月中旬にはチングルマ、イワギキョウ、トウヤクリンドウが見頃になる。9月に入ると、もう秋の装いだ。
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乗鞍本宮中ノ宮 - 乗鞍岳で御来光を拝む
乗鞍本宮中ノ宮
畳平バスターミナルの脇には、乗鞍本宮中ノ宮が建っている。

五十猛大神 (いそたけるおおみかみ) 天照大神 (あまてらすおおみかみ) 大山津見大神 (おおやまつみかみ) 淤加美神 (おかみのかみ) の4神を祀っている。
乗鞍岳山頂を目指す前に、こちらを参拝し、登山の安全祈願をしていこう。
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乗鞍畳平の位置

乗鞍岳 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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