霧島神宮(鹿児島県霧島市霧島田口2608-5)は、天孫降臨神話の主人公、瓊瓊杵尊を祀っており、創建が6世紀頃と、数少ない神宮号を名乗る神社である。現在の社殿は江戸時代の1715年(正徳5年)に、薩摩藩主島津吉貴が寄進して建築したもの。
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傾斜を利用して建てられた社殿は内部のいたるところまで豪華な装飾がなされている。
2023年(令和5年)2月9日に、本殿、幣殿、拝殿が国宝に指定された。側面に伸びる霧島神宮登廊下、勅使殿は、国の重要文化財の指定を受けている。
2023年(令和5年)2月9日に、本殿、幣殿、拝殿が国宝に指定された。側面に伸びる霧島神宮登廊下、勅使殿は、国の重要文化財の指定を受けている。
御神木は霧島杉(メアサ杉)で、高さ38メートル、幹の周囲は7.2メートル。樹齢は800年と推定されており、南九州の杉の祖先ともいわれている。
霧島神宮は、最初は霧島連山の高千穂峰と御鉢の間に建てられたと考えられているが、度重なる霧島山の噴火によって社殿の焼失と移転を繰り返してきた。
1484年(文明16年)に、島津忠昌の命により再興したのが現在の霧島神宮である。歴代島津氏の尊崇篤く、島津義久は1578年(天正6年)に、耳川の戦いに臨む途中に参拝して鬮を引いたという。
また、坂本龍馬が日本最初と言われる新婚旅行で霧島連峰を訪れている。
霧島神宮は、最初は霧島連山の高千穂峰と御鉢の間に建てられたと考えられているが、度重なる霧島山の噴火によって社殿の焼失と移転を繰り返してきた。
1484年(文明16年)に、島津忠昌の命により再興したのが現在の霧島神宮である。歴代島津氏の尊崇篤く、島津義久は1578年(天正6年)に、耳川の戦いに臨む途中に参拝して鬮を引いたという。
また、坂本龍馬が日本最初と言われる新婚旅行で霧島連峰を訪れている。
もともと霧島山一帯が霧島神宮の境内だったが、1871年(明治4年)の廃藩置県の際に霧島山の頂上に沿って県境が引かれ、宮崎県側は神宮境内から外された。1882年(明治15年)にはさらに7,810ヘクタールが削られた。
1946年(昭和21年)の日本国憲法制定による宗教法人化で山林の大部分は国有地となった。
年間100以上の祭儀が行われ、中でも元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めている。
年間100以上の祭儀が行われ、中でも元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めている。
交通アクセス
【鉄道+バス】
- JR日豊本線「霧島神宮」駅より、霧島いわさきホテル行きバスで約15分、「霧島神宮」下車後すぐ
- 九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分
近隣の情報
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(この項おわり)