大地主神社は、かつて猿神が棲み着いた

2023年6月3日 撮影
大地主神社 (おおとこぬしじんじゃ) (石川県七尾市山王町1-13)は七尾市最大の神社。719年(養老3年)に、能登国の守護神として山王社(日吉大社)の分霊を勧請された由緒のある神社で、1928年(昭和3年)に大地主神社に改称した。
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大山咋神 (おおやまくいのかみ) 素盞嗚尊 (すさのおのみこと) 伊許保止命 (いこほとのみこと) を祀っている。
巨大な山車を引く青柏祭 (せいはくさい) で有名だ。
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昔、中国から3匹の大ヒヒが渡って来て、猿神を名乗り若い娘を人身御供にとって喰っていた。越後の白狼しゅけんが大ヒヒ退治に乗り出し、2匹を噛み殺したが、1匹が能登に隠れて大地主神社に棲み着き、毎年5月に若い娘を人身御供に差し出すようになった。
娘を差し出すことになった久平という男は、しゅけんに頼み、大格闘の末、ついに大ヒヒを退治した。だが、しゅけんも深手を負い息絶えてしまった。
村人は、しゅけんを手厚く葬り、猿神の祟りを畏れて3台の大山車を引いて怨念を鎮めた。これが青柏祭のはじまりである。

交通アクセス

【鉄道】
  • JR七尾駅から徒歩10分
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出発地の最寄駅:

目的地:大地主神社s
七尾市 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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