能登中島駅と中島かき子・中島菜々子

2021年8月11日・2023年6月3日 撮影
能登中島駅
2023年6月3日 撮影
能登中島駅 (のとなかじまえき) (石川県七尾市中島町浜田ノ1-2)は、国鉄七尾線が能登中島まで延伸した1928年(昭和3年)10月に開業した。現在の駅舎は1954年(昭和29年)に建てたもの。
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能登中島駅
2023年6月3日 撮影
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となり、さらに1991年(平成3年)9月1日に七尾線がのと鉄道に転換されたことにより、同社の駅となった。
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(1600×1067 ピクセル, 500 Kbyte)
能登中島駅
2023年6月3日 撮影
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅で、跨線橋で連絡している。2019年度の1日平均乗車人員は115人だった。
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(1920×1280 ピクセル, 968 Kbyte)
能登中島駅
2023年6月3日 撮影
簡易委託駅で、早朝と夕方以降、土曜・休日は無人となる。事務室の穴水寄り部分を改装して2017年(平成29年)から地元野菜や土産物を販売する売店「駅マルシェ」が営業している。
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中島かき子と中島菜々子 - 能登中島駅
2023年6月3日 撮影
2019年(平成31年)には中島地区でテントなどを扱う企業「株式会社カワテン」に運営者が変更され、店名も「駅マルシェ わんだらぁず」となりグッズ販売や軽食を提供している。

2018年(平成30年)に、和倉温泉駅から能登中島駅間が開通90周年を迎えるのを記念し、地元の特産品「能登かき」と「中島菜」を基にデザインしたキャラクター「中島かき子」と「中島菜々子」が登場した。
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(1280×1920 ピクセル, 541 Kbyte)
能登中島駅
2023年6月3日 撮影
2005年(平成17年)3月31日に能登線の穴水-蛸島間が廃線となり、能登線内に保存されていた車両が移動して、側線に郵便車「オユ10 2565」が展示保存されることになった。
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郵便車 オユ10 - 能登中島駅
2018年8月11日 撮影
観光列車「のと里山里海号」が10分間ほど停車し、オユ10の中を見学できる。
オユ10は、国鉄が1955年(昭和30年)に開発・量産した軽量客車で、食堂車や寝台車としても活躍した。
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郵便車 オユ10 - 能登中島駅
2018年8月11日 撮影
軽量であることを利用し、72両が区分室付郵便車として製造された。写真の郵便車は1969年(昭和44年)9月にオユ10 2045として製造され、東京-北海道間で活躍した。
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郵便車 オユ10 - 能登中島駅
2018年8月11日 撮影
北海道から九州までの全国各地を移動しながら、郵便物を車内で仕分けしていた。
郵便袋を500~600個(重量にして7~8トン)搭載できた。
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(1920×1280 ピクセル, 731 Kbyte)
郵便車 オユ10 - 能登中島駅
北海道向けは電気暖房を搭載していたが、冷房設備は備わっておらず、作業員の汗で郵便物が汚れないように苦労したという。1972年(昭和47年)から冷房が増備された。写真のオユ10は1976年(昭和51年)2月に冷房改造され、2565に改番された。
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郵便車 オユ10 - 能登中島駅
2023年6月3日 撮影


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(この項おわり)
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