
五色塚古墳(兵庫県神戸市垂水区五色山4)は、兵庫県内で一番大きい前方後円墳で、国の史跡に指定され、出土品は国の重要文化財・神戸市指定有形文化財に指定されている。
大きな写真

(2560×1707 ピクセル, 2480 Kbyte)

2022年(令和4年)3月に、五色塚古墳を舞台にしたアニメMV『ワンダリズム きみを呼ぶ声』が公開され、訪問者が2倍に増えたという。

墳丘長194メートル、後円部の直径125.5メートル、高さ18.8メートルで、周囲に周濠を巡らしてある。古墳時代中期の4世紀末から5世紀初頭に造られたと推定されており、被葬者は不明だが、明石海峡やその周辺を支配した豪族の首長と考えられている。

見晴らしの良い場所にあり、古墳の上に登ることができる。
3段に築かれた墳丘のうち、下段は地山を前方後円形に掘り残し、中段及び上段は盛土を行っている。
3段に築かれた墳丘のうち、下段は地山を前方後円形に掘り残し、中段及び上段は盛土を行っている。
下段の斜面には小さな石を葺き、中段及び上段の斜面には大きな石を葺いている。中段及び上段の葺石は、日本書紀の記述通り淡路島から運ばれたものであることが分かっている。使用された石の総数は、223万個、総重量2,784トンと推定される。
墳頂と2段のテラスには、鰭付円筒埴輪・朝顔形埴輪などを巡らしている。その総数は、2,200本と推定されている。

神戸市が、国の史跡整備の第1号として補助金を得て、1965年(昭和40年)から10年の歳月をかけて整備したもので、整備後60年近く経た現在も優美な姿を留め、全国から見学者が訪れている。
墳頂と2段のテラスには、鰭付円筒埴輪・朝顔形埴輪などを巡らしている。その総数は、2,200本と推定されている。

神戸市が、国の史跡整備の第1号として補助金を得て、1965年(昭和40年)から10年の歳月をかけて整備したもので、整備後60年近く経た現在も優美な姿を留め、全国から見学者が訪れている。
交通アクセス
【鉄道】

- 山陽電鉄「霞ヶ丘駅」より徒歩5分
- JR・山陽電鉄「垂水駅」より徒歩10分

参考サイト
- 神戸に巨大な古墳があるって本当?垂水区「五色塚古墳」に注目:神戸観光局
- 五色塚古墳:神戸市
- ワンダリズム きみを呼ぶ声
近隣の情報
- 五色塚古墳は兵庫県内最大の前方後円墳:ぱふぅ家のホームページ
- 明石海峡大橋は世界最長の吊橋:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)