
平安時代前期は唐風文化が貴族の間でもてはやされたが、894年(寛平6年)に遣唐使が停止されると国風文化が育ちはじめ、平仮名で書かれた『古今和歌集』が勅撰されたのはその最初の成果である。
約100年後に登場する『枕草子』『源氏物語』も『古今和歌集』からの引用が多い。
約100年後に登場する『枕草子』『源氏物語』も『古今和歌集』からの引用が多い。
参考書籍
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謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 | ||
著者 | 榎村寛之 | ||
出版社 | 中央公論新社 | ||
サイズ | 新書 | ||
発売日 | 2023年12月20日頃 | ||
価格 | 1,100円(税込) | ||
ISBN | 9784121027832 |
この時代の世界
(この項おわり)
撰者は、紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の4人。