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日はまた昇る | ||
著者 | ビル・エモット/吉田利子 | ||
出版社 | 草思社 | ||
サイズ | 単行本 |
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発売日 | 2006年02月 | ||
価格 | 1,320円(税込) | ||
ISBN | 9784794214737 |
日本は革命の起こる国ではなくて、いったん合意のもとにコースが決まったら、忠実かつ着実にそのコースを進む国なのである。(20ページ)
概要

日本のバブル崩壊を予測したベストセラー『日はまた沈む』の著者ビル・エモットさんが、あれから15年の日本を『日はまた昇る』というタイトルで概説している。内容は、日本経済のみならず、北朝鮮問題から靖国神社まで多岐にわたっている。
日本の評論家が書くような深掘りされた文章ではない。とくに靖国神社の扱いについては、著者が提案する方法では日本人の宗教観を軽視しており、おそらく実現できないだろう。

ただ、著者のように考えている外国人が多いのだとしたら、われわれ日本人は、もっと“外”に目を向けるべきだ。内輪でゴチャゴチャ議論している場合ではない。日本が一段階上の国家になるためには、“外”への説明責任が問われている。

ただ、著者のように考えている外国人が多いのだとしたら、われわれ日本人は、もっと“外”に目を向けるべきだ。内輪でゴチャゴチャ議論している場合ではない。日本が一段階上の国家になるためには、“外”への説明責任が問われている。
(2006年7月10日 読了)
参考サイト
- 日はまた昇る:草思社
- Bill Emmott
- 『ホンモノの日本語を話していますか』(金田一春彦,2001年04月)
- 『日はまた昇る』(ビル・エモット/吉田利子,2006年02月)
- 『ヘボン博士の愛した日本』(杉田幸子,2006年03月)
- 『なぜ日本人は劣化したか』(香山リカ,2007年04月)
- 『斎藤佑樹くんと日本人』(中野 翠,2007年04月)
- 『適当な日本語』(金田一秀穂,2008年08月)
- 『日本人の誇り』(藤原 正彦,2011年04月)
- 『日本の国境問題』(孫崎享,2011年05月)
(この項おわり)