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コンピュータが計算機と呼ばれた時代 | ||
著者 | C&C振興財団 | ||
出版社 | アスキー・メディアワークス | ||
サイズ | 単行本 |
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発売日 | 2005年12月 | ||
価格 | 2,200円(税込) | ||
ISBN | 9784756146779 |
概要

FUJIC
リレーの回路遅延を補うための苦肉の策として考案された非同期式計算機「ETL Mark I/II」、岡崎文次という天才的技術者が作り出した富士写真フイルムの「FUJIC」、後藤栄一が発明した「パラメトロン」で動く電子計算機「MUSASINO-1」など、アメリカの国歌プロジェクトとは比較にならない小規模な予算と組織で開発が進められていったのが日本の電算機であった。

今日のコンピュータは、アメリカ方式がデファクトになってしまったが、先輩技術者が血と汗を流しながらコンピュータを創ろうとした時代があったことを、われわれは忘れてはならない。

今日のコンピュータは、アメリカ方式がデファクトになってしまったが、先輩技術者が血と汗を流しながらコンピュータを創ろうとした時代があったことを、われわれは忘れてはならない。
(2006年4月1日 読了)
参考サイト
- コンピュータ博物館
- シャープ「MZ-1500」でパソコンデビュー:ぱふぅ家のホームページ
- パソコン「MZ-2521」でプログラミングからパソコン通信へ:ぱふぅ家のホームページ
- 近代科学資料館には日本一の計算機コレクションがあった:ぱふぅ家のホームページ
- 『ファミコンの驚くべき発想力』――温故知新:ぱふぅ家のホームページ
- 『パソコンは日本語をどう変えたか』――日本語とITの闘い:ぱふぅ家のホームページ
- 『IBM奇跡の“ワトソン”プロジェクト』――偉大な電子計算機:ぱふぅ家のホームページ
- 『ザイログZ80伝説』――さらば少年の日よ:ぱふぅ家のホームページ
- 西暦1946年 - 実用コンピュータ「ENIAC」完成:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)