『セロトニン欠乏脳』――座禅の効用

有田秀穂=著
表紙 セロトニン欠乏脳
著者 有田秀穂
出版社 日本放送出版協会
サイズ 新書
発売日 2003年12月
価格 748円(税込)
ISBN 9784140880937
釈迦はセロトニン神経を知りつくしていた達人と、私には想像されるのです。(29ページ)

概要

いろいろな文字付きの表情のイラスト(女性)
著者は東邦大学医学部生理学教授の有田秀穂さん。セロトニン神経の研究を続けている。その専門家の立場から、「坐禅(呼吸法)が心身に与える効能は、脳内セロトニン神経の働きで説明可能である」という仮説を立てている。
セロトニン神経の働きが十分でないと、「キレ」たり、うつ病になることが知られている。四六時中、PCやゲーム機に集中し、脳を休める間がない現代に生活していると、これは実感できる。
もし座禅で改善できるなら、大いに奨励されるべきだろう。
(2008年8月12日 読了)

参考サイト

(この項おわり)
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