病み情報社会 | |||
著者 | 金子義保 | ||
出版社 | 新書館 | ||
サイズ | 単行本 |
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発売日 | 2007年12月 | ||
価格 | 4,180円(税込) | ||
ISBN | 9784403120206 |
現代社会には、大量生産、大量消費を礼賛し、心身や環境の破壊を容認する病み情報がある。(404ページ)
概要
生活習慣病、精神疾患から医療崩壊や地球環境問題まで、医療と名のつくものに関するありとあらゆる「情報」を網羅している。著者の現職は、東京大学医学部附属病院の総合内科外来医長――その知識の豊富さに舌を巻く。
ただ、情報を網羅しているだけで、課題解決策を明示していない。ある意味、潔いことかもしれない。医療問題は、われわれ自らが解決していかなければならない問題なのだから。
ただ、情報を網羅しているだけで、課題解決策を明示していない。ある意味、潔いことかもしれない。医療問題は、われわれ自らが解決していかなければならない問題なのだから。
(2008年3月11日 読了)
参考サイト
- 病み情報社会:新書館
- 『医者を悩ます「ニュータイプなうつ病」がわかる本』:ぱふぅ家のホームページ
- 『誇大自己症候群』――受験戦争、引きこもり、うつ病等々:ぱふぅ家のホームページ
- 『なぜ日本人は劣化したか』――モラルもコンテンツも劣化した:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)