築地場外市場は豊洲よりも近くて便利

2023年8月28日 撮影
築地場外市場
築地場外市場(東京都中央区築地4丁目、6丁目)は、場外、築地場外とも呼ばれ、築地市場に隣接する商店街・飲食店街で、築地市場が豊洲へ移転した後も営業を続けている。

江戸時代初頭に開設された日本橋魚河岸が、1923年(大正12年)の関東大震災で壊滅的な被害を受け、築地の海軍用地で臨時営業を始めたのが築地市場の始まりだ。1935年(昭和10年)に青果部を加え、正式に東京都中央卸売市場築地本場が誕生し、入場許可証が必要な場内と違い、誰でも自由に買い物ができる築地場外市場が自然に発生した。
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築地場外市場
1980年代のすしブームにのって、海外からの観光客も訪れるようになった。
2018年(平成30年)10月の築地市場の豊洲移転後も営業を続け、商店街の地道なPR活動に加え、中央区もにぎわいを継続させるために、豊洲市場の仲卸などが約60軒入居する商業施設「築地魚河岸」を開設。
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築地場外市場
高級魚や旬の魚介を求める一般客はもちろん、「豊洲よりも近くて便利」というプロの料理人も重宝しているという。
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新型コロナウイルス感染症流行で一時期客足が遠のいたが、2023年(令和5年)春頃には海外観光客も戻ってきており、毎日300~400人が訪れるまでに活気づいている。SNSの浸透で、話題の店にはコロナ前よりも多くの客が集まっているという。

交通アクセス

【鉄道】
  • 都営大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩1分
  • 東京メトロ日比谷線「築地駅」1番、2番出口より徒歩1分
  • 都営浅草線「東銀座駅」5番、6番出口より徒歩5分
【バス】
  • 東京駅「丸の内南口」バス乗り場から「豊海水産埠頭(都04)」、「晴海埠頭(都05-1)」、「東京ビッグサイト(都05-2)」行き →「築地三丁目」下車
  • 「新橋」バス停から「とうきょうスカイツリー駅前(業10)」 →「築地三丁目」下車 「新橋駅前」バス停から「豊洲市場(市01)」行き →「国立がん研究センター前」下車
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出発地の最寄駅:

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参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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