トーマスランドでミニ列車に乗る

2001年3月3日 撮影
トーマスランド
トーマスランド富士急ハイランド(山梨県富士吉田市新西原5-6-1)の一角にあり、このゲートをくぐると、「きかんしゃトーマスと仲間たち」の世界にいるような気分になれる。乗り物は幼児向けのものばかりだが、さながら小さなディズニーランドのような感じだ。
富士山
トーマスランドへは、JR中央線、富士急行線を乗り継いで行った。天候に恵まれ、富士山がきれいだ。
トーマスランド-トーマスとトップハムハット卿
トーマスランドの中央には、トーマストップハムハット卿が立っている。トップハムハット卿は、若い頃に鉄道の技師としてソドー島へやって来て、現在はソドー鉄道の局長という設定である。いつも威張っている。
きかんしゃトーマスと仲間たち」は模型アニメで、生身の人間は登場しない(映画「魔法の線路」を除く)。
この写真のトーマスのように、模型の機関車やディーゼルカーの先頭に顔が描かれており表情豊かなのだが、トップハムハット卿たち人間はまったく動かない人形で表現される。
大人の目から見るとシュールな映像なのだが、なぜか小さな子どもにはウケている。
トーマスランド - トーマス列車
園内には、トーマスとパーシーのミニ列車が走っている。列車から眺める景色は、テレビシリーズと同じだ。

原作絵本について

きかんしゃトーマスと仲間たち」(原題:Thomas the Tank Engine and Friends)は、イギリスの子ども向け人形アニメーション番組。1984年(昭和59年)にテレビシリーズとしてスタートした。
日本では、1990年(平成2年)から「ひらけ!ポンキッキ」(フジテレビ系列)で放映され、一躍子どもたちの人気者となった。
現在は、ポンキッキーズで放映されている。1回の放送は10分ほど。森本レオののんびりしたナレーションと、トーマスの声を当てている戸田恵子の矢継ぎ早の台詞回しが対照的で面白い。

きかんしゃトーマスと仲間たち」の原作は、今から60年前の絵本にさかのぼる。原作者はイギリスの牧師 [ウィルバート・オードリー]blue](The Rev Wilbert Awdry)。挿絵は レジナルド・ドールビー(~11巻まで)だ。
1945年(昭和20年)に出版された「The Railway Series」は、架空の島「ソドー島」のローカル鉄道で働く機関車たちの物語で、ここに初めてトーマスが登場する。オードリーが息子クリストファーが麻疹にかかって、家で療養中に話して聞かせてやった話が出発点だという。
イギリスには日本より線路幅の狭いミニSLが走っており、これがトーマスのモデルとなった。日本では、伊豆にある虹の郷で15インチゲージのみミニSLに乗ることができる。

出版から40年後、イギリスの著名な映像プロデューサーである ブリット・オールクロフト(Britt Allcroft)が、蒸気機関車のドキュメンタリー番組制作中にオードリー牧師と会う機会を得た。そこで、彼女自身も子どもの頃に親しんだ「The Railway Series」を映像化する企画が持ち上がった。トーマスは、彼女自身によってモデルアニメーション化され、1984年(昭和59年)にイギリスのテレビスクリーンに登場したのである。
日本においては、1974年(昭和49年)に「汽車のえほん」としてポプラ社から出版が始まり、ロングセラーシリーズとして刊行が続いている。一部絶版となっているが、図書館の児童コーナーで読むことができるだろう。

映画化の話

2011年(平成23年)6月、「きかんしゃトーマス」の実写による長編映画の製作が決まった。(シネマトゥデイ映画ニュース

監督は「9〈ナイン〉――9番目の奇妙な人形」のシェーン・アッカー氏。WETAワークショップとマテル・インターナショナルがデザインと造形を手掛ける。
現在、「きかんしゃトーマス」はフルCG化されており、模型を使用するのは2008年(平成20年)以来で、生身の人間が出演する作品としては2000年(平成12年)の「魔法の線路」以来。

交通アクセス

【鉄道】
  • JR中央線・大月駅で富士急行線に乗り換え、富士急ハイランド駅まで約50分。
【高速バス】
  • 各地から高速バスが出ている。東京から2時間40分、新宿からは1時間40分。

近隣の情報

きかんしゃトーマス 関連

参考書籍

表紙 機関車トーマスと英国鉄道遺産
著者 秋山岳志
出版社 集英社
サイズ 新書
発売日 2010年04月
価格 770円(税込)
ISBN 9784087205381
世界中の子供たち、いや、大人たちをも夢中にさせる、擬人化された機関車たちの物語「機関車トーマス」シリーズは、どのようにして生まれたのか?その背景には、英国各地に点在する「鉄道遺産」の存在があった。原作者ウィルバート・オードリーは、現実のさまざまな鉄道から物語の想を得るとともに、それらを「鉄道遺産」として保存する運動に尽力した。物語の原型となった車両や路線は、いまでも健在なのである。英国文化の一典型である鉄道遺産を、ウィルバートの創作の軌跡に重ね合わせて探訪する。
 

参考サイト

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(この項おわり)
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