都府楼跡は平安時代の大宰府政庁跡

2008年7月27日 撮影
都府楼跡
太宰府天満宮から徒歩、または西鉄「太宰府駅」前からコミュニティバス「まほろば号」で、都府楼跡(大宰府政庁跡;福岡県太宰府市観世音寺4丁目6−1)を目指す。

都府楼は、かつては「遠の朝廷 (とおのみかど) 」と呼ばれ、7世紀後半から奈良・平安時代にかけて九州全域を治めていた太宰府の政庁があった場所である。
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都府楼関連
都府楼跡
奈良時代から平安時代にかけて、平城京の3分の1のスケールの壮麗な街並みだったが、940年(天慶3年)に藤原純友の乱で焼失した。現在は、広い野原にレプリカの礎石約70基が残るのみである。
立派な石碑が3本建っているが、字がかすれて、ほとんど読めないものもある。史跡というより、憩いの広場といった方がいいかもしれない。運動やペットの散歩、モデルプレーンを楽しんでいる人が多かった。
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西鉄「都府楼前」
隣接する大宰府展示館では、発掘調査で出土した遺構や出土品を公開している。開館時間9:00~16:00、月曜休館(月曜が祝日の場合は火曜日休館)。有料。

都府楼跡から700mほど歩くと、西鉄「都府楼前駅」に到着する。
関谷交差点から線路を跨ぐ道路を選んだのは失敗。交差点をそのまま西へ向かい、すぐに南へ折れると都府楼前駅に至る。
西鉄「都府楼前」の大きな写真大きな写真
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太宰府検定

2012年(平成24年)から太宰府検定がはじまった。
初級・中級・上級に分かれ、太宰府の歴史や文化などにちなんだ問題を出題する。

2013年(平成25年)6月に実施される第2回「太宰府検定」を盛り上げようと、スタンプラリーが2月2日午前10時から正午まで、太宰府市の大宰府政庁跡で開かれる。政庁跡周辺の6カ所を回り、クイズに答えてスタンプを集める。同市をPRするキャラクター「千梅ちゃん」も登場する。

交通アクセス

【鉄道】
  • 西鉄「都府楼前」から太宰府市コミュニティバス「まほろば号」で6分、バス停「大宰府政庁跡」下車、徒歩すぐ。


ちなみに、太宰府市では、歴史的なものには「大宰府」、現在の地名には「太宰府」を使用している。(⇒「大宰府」と「太宰府」のちがいについて教えてください

近隣の情報

(この項おわり)
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