
小田代原
小田代原(栃木県日光市中宮祠)は、湯ノ湖から流れる湯川の西側に広がる周囲2キロの湿原で、湿原から草原への遷移期にある。
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小田代原
面積は戦場ヶ原の約4分の1ほど。標高は1400メートル。日光国立公園の特別保護地域および特別地域であり、ラムサール条約に登録され保護されている。
初夏から夏にかけ、多くの高山植物を楽しむことができる。
初夏から夏にかけ、多くの高山植物を楽しむことができる。

小田代原
小田代原は浅い盆地になっており、普段は覆水が無いものの、局地的な豪雨の後には一時的に湖沼が出現することがある。
一時期、シカに荒らされていたが、周囲にシカ除けのネットが張り巡らされ、元の自然が回復している。
一時期、シカに荒らされていたが、周囲にシカ除けのネットが張り巡らされ、元の自然が回復している。

小田代原
環境省により、木道から成る歩道「小田代ヶ原周回線」が整備されており、ハイキング初心者にも優しいコースとなっている。案内板も整備されている。

湯滝

湯滝
湯ノ湖のほとりには日光湯元温泉があるが、この滝を流れるのは、湯ではなく水である。

流れ落ちた水は湯川となって、戦場ヶ原を流れ、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入する。

流れ落ちた水は湯川となって、戦場ヶ原を流れ、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入する。

湯ノ湖

日光湯元温泉
日光湯元温泉は、湯ノ湖の北側に開けた温泉街だ。788年(延暦7年)、日光開山の祖・勝道上人が発見したと伝えられている。白濁の硫黄泉が湧く名湯で、神経痛やリウマチに効果があるとされている。

日光湯元温泉
温泉街には無料で利用できる足湯「あんよの湯」があり、効能豊かな温泉を気軽に楽しむことができる。

日光湯元温泉

日光湯元温泉
1954年(昭和29年)、国民保養温泉地の第一号指定を受けた。

日光湯元温泉
交通アクセス
【バス】
- JR・東武日光駅からバスで約1時間(環境保全のため、1993年(平成5年)4月から国道120号から小田代原、西ノ湖、千手ヶ浜へ通じる日光市道1002号線沿線への一般車両の乗り入れを禁止し、代わりに低公害バスを運行している)
近隣の情報
- 尾瀬ヶ原は日本最大の湿原:ぱふぅ家のホームページ
- 小田代原から湯滝、日光湯元温泉へ:ぱふぅ家のホームページ
- 足尾銅山の光と影:ぱふぅ家のホームページ
- 銅親水公園と足尾本山駅:ぱふぅ家のホームページ
- 足尾駅は、かつて、銅山の貨物輸送が盛んだった:ぱふぅ家のホームページ
- 華厳の滝は日光周辺で最も有名な滝:ぱふぅ家のホームページ
- 湯滝は白布を垂らしたよう:ぱふぅ家のホームページ
- 竜頭の滝は全長210メートル:ぱふぅ家のホームページ
- 華厳の滝は自殺の名所だった:ぱふぅ家のホームページ
- 戦場ヶ原は日本最大の高層湿原:ぱふぅ家のホームページ
- 戦場ヶ原・湯ノ湖は高山植物の宝庫:ぱふぅ家のホームページ
- 華厳の滝、8月まで増水中毎秒2.5トン「迫力ある」(2019年7月17日)
- 雪に覆われた尾瀬湿原にミズバショウ(2019年5月22日)
- 華厳の滝、3日間で水量倍に台風接近で(2018年8月29日)
- マスの船釣り解禁(2018年4月25日)
- 冬の静寂に雪と光のファンタジー雪灯里まつり(2018年2月14日)
- 日光・中禅寺湖畔で紅葉が見ごろ(2017年10月18日)
- 鉄道遺産の魅力実感(2016年10月12日)
- 中禅寺湖畔の紅葉ピーク 展望台、行楽客でにぎわい(2015年10月20日)
この付近でネットができる宿
- Tabist 万蔵旅館 日光湯元 (栃木県日光市湯元2553)
- 奥日光 湯元温泉 紫雲荘 (栃木県日光市湯元2541-1)
- 日光湯元温泉 スパビレッジ カマヤ (栃木県日光市湯元2549-28)
- 亀の井ホテル 奥日光湯元 (栃木県日光市湯元2519)
- 日光湯元温泉 ゆ宿 美や川 (栃木県日光市湯元2514-1)
- スパビレッジカマヤ別館 湯恵山荘 (栃木県日光市湯元2549-8先)
- 日光湯元温泉 奥日光小西ホテル (栃木県日光市湯元2549-5)
- 奥日光湯元温泉 奥日光高原ホテル (栃木県日光市湯元2549-6)
- 光徳温泉 日光アストリアホテル (栃木県日光市光徳温泉)
(この項おわり)