小田代原(栃木県日光市中宮祠)は、湯ノ湖から流れる湯川の西側に広がる周囲2キロの湿原で、湿原から草原への遷移期にある。
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小田代原は浅い盆地になっており、普段は覆水が無いものの、局地的な豪雨の後には一時的に湖沼が出現することがある。
一時期、シカに荒らされていたが、周囲にシカ除けのネットが張り巡らされ、元の自然が回復している。
一時期、シカに荒らされていたが、周囲にシカ除けのネットが張り巡らされ、元の自然が回復している。
環境省により、木道から成る歩道「小田代ヶ原周回線」が整備されており、ハイキング初心者にも優しいコースとなっている。案内板も整備されている。
湯ノ湖のほとりには日光湯元温泉があるが、この滝を流れるのは、湯ではなく水である。
流れ落ちた水は湯川となって、戦場ヶ原を流れ、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入する。
流れ落ちた水は湯川となって、戦場ヶ原を流れ、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入する。
温泉街には無料で利用できる足湯「あんよの湯」があり、効能豊かな温泉を気軽に楽しむことができる。
1954年(昭和29年)、国民保養温泉地の第一号指定を受けた。
交通アクセス
【バス】
- JR・東武日光駅からバスで約1時間(環境保全のため、1993年(平成5年)4月から国道120号から小田代原、西ノ湖、千手ヶ浜へ通じる日光市道1002号線沿線への一般車両の乗り入れを禁止し、代わりに低公害バスを運行している)
近隣の情報
- 小田代原から湯滝、日光湯元温泉へ:ぱふぅ家のホームページ
- 戦場ヶ原・湯ノ湖は高山植物の宝庫:ぱふぅ家のホームページ
- 戦場ヶ原は日本最大の高層湿原:ぱふぅ家のホームページ
- 竜頭の滝は全長210メートル:ぱふぅ家のホームページ
- 湯滝は白布を垂らしたよう:ぱふぅ家のホームページ
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- 華厳の滝は日光周辺で最も有名な滝:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)