
竹瓦温泉(大分県別府市元町16番23号)は、別府市営の共同温泉。1879年(明治12年)に創業した当時は竹屋根葺きだったが、1938年(昭和13年)に改築するときに瓦葺きにしたことから、この名が付いた。別府温泉のシンボル的存在である。
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2004年(平成16年)に国の登録有形文化財に、2009年(平成21年)に近代化産業遺産に認定された。

正面の屋根は唐破風造で、これに入母屋造や寄棟造の屋根や裳階が組み合わされ、複雑な表情を見せる壮麗で大規模な木造2階建ての建物である。
天井の高いロビーは昭和初期の雰囲気を残しており、湯上りにくつろげるスペースとなっている。

正面の屋根は唐破風造で、これに入母屋造や寄棟造の屋根や裳階が組み合わされ、複雑な表情を見せる壮麗で大規模な木造2階建ての建物である。
天井の高いロビーは昭和初期の雰囲気を残しており、湯上りにくつろげるスペースとなっている。

2階は90畳の大広間で、かつては湯治客の休憩室として使用されていたが、現在は公民館になっている。
名物の砂湯では、浴衣を着て砂の上に横たわると、砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれる。
名物の砂湯では、浴衣を着て砂の上に横たわると、砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれる。

開業当初は、海岸近くに湧き出していた温泉を楽しむために、地元の漁師が簡素な小屋を建てたものであったという。まもなく温泉の効能が評判になり、湯治客が大勢訪れるようになり、2階建ての大きな建物になった。


交通アクセス
【鉄道】

- 別府駅から徒歩約10分
- 別府駅東口から約5分、「流川ゆめタウン前」下車

近隣の情報
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(この項おわり)